【しまとりクイズ】松江なのに“出雲”!?大正時代のレトロビルの由来に迫る@第4問
鳥取・島根に詳しくなれる(!?) 『しまとりクイズ』のコーナー!
鳥取・島根に詳しくなれる(かもしれない)クイズコーナー第4弾です!
このコーナーでは、取材先での発見や地元で話題になっているもの、地元の方から聞いたお話しなど、様々なことをクイズ形式で紹介していきたいと思います!
ぜひ日頃の話のネタとして使ってみてください♪
さっそく問題!(松江市編)
松江市の白潟本町商店街に立つレトロな鉄筋コンクリートビル。よくよく見ると『出雲ビル』と名前が付いています。
んんん? ここは出雲?…いや、松江市。
松江市にあるビルなのに、な ぜ 出 雲 ビ ル !?
さっそく今回の問題です。松江にあるのに『出雲ビル』。その由来はいったいどこからきているでしょう??
※写真内1Fに映っている『YUTTE』は現在移転。
A:人の名前からとっている
B:当初は出雲市にあったから
C:まさかの発注ミス
正解は~~~~……
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A:「人の名前からとっている」
ということは…「出雲さん」がいるの??
正解は「人の名前からとった」でした。じゃあ、出雲さんという人がいたの??
そう、“出雲さん”がいたんです!
もともと『出雲ビル』は、加工品などの販売や食堂、ダンスホールなどを備えた複合商業施設として大正14年に建てられました。その『出雲ビル』の建築主こそが、松江の商人・出雲益良さん!
ビル誕生のきっかけは、出雲氏が遊学先のイギリスで見た「デパートメントストア」に感激し、「松江でも同じ商売をしたい!」とデパート経営を構想したことから誕生し、自身の名前と「ストア」を合わせて、=ビル名を『出雲ストア』に決定したとのことなんですね~!
当時『出雲ビル』は市民にとって“憧れ”の場所だったそうですよ。
今現在『出雲ビル』は「松江市登録歴史的建造物」1号に登録され、ビルの中に入ると当時から残されている(?)であろう超レトロなポストも!!
3階にはハンドメイドの革製品を製作する工房があるなど、大正時代から残るビルがこれからも引き継がれて続いていけばいいな~と思います。
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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