気分もひんやり♪涼しげな見た目もステキな老舗菓舗の夏銘菓@風流堂
伝統銘菓が並ぶ明治23年創業の老舗和菓子屋へ
明治23年創業の松江の老舗和菓子店『風流堂』。日本三大銘菓「山川」をはじめ、元祖「朝汐」など、菓子職人の技を活かした伝統の味を楽しめます。
いくつかある店舗のうち、今回伺ったのは松江市寺町にある本店。本店は天井も高く奥行きもあり広々としており、ゆっくりと和菓子を選ぶことができます。また、お店では感染症対策として店内の換気、アルコール消毒の設置、レジにビニールシートの設置などをして営業しています。※現在試食は休止中。
季節の移ろいを楽しめることが和菓子の醍醐味でもありますが、今日は『風流堂』の夏季限定和菓子を見ていきたいと思います!
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職人技が光る“夏あそび”がテーマの和菓子
「夏あそび」をテーマにした夏季の和菓子。
夏といえばやはり“夏祭り”! 水中をスイスイ泳ぐ赤い金魚や、ヒモを指にかけてポンポンと弾ませて楽しむ水ふうせんは夏祭りの風物詩です。ですが、世間を騒がすコロナウイルスの影響もあり、思い切り外で遊ぶこともできません。
だからこそ“夏を楽しんでもらえる”、“お祭りに行った気分になれる”ということをコンセプトに作られたのが、「夏の雫(なつのしずく)」シリーズです。
見ているだけでも涼しくなれそうな上生菓子3種。
手前の白く丸い和菓子はお祭りで弾ける「水ふうせん」をういろうで表現。中にはやさしい甘さの白餡、青梅の甘露煮が入っています! カリッとした青梅の食感と爽やかな酸味と白餡が合う! おいしい。大好きな味!
睡蓮の葉と赤い金魚が浮かんだ「すいれん鉢」は、夏らしいブルーで金魚鉢を表現した練り切りの和菓子。中に自家製餡がたっぷり入っています。
そして、見た目はゼリーのようで可愛らしい「水あそび」。キラキラ輝く水面をイメージしてつくられた錦玉羹です。甘い錦玉羹に甘酸っぱいキンカンの甘露煮が入っていて相性ピッタリです。
気持ちを届けたい友達や、親戚などに贈ってみてはいかがでしょうか♪ 各種2個入りの6つ入りケースで1976円、3日前までの要予約で販売しています。
星が浮かぶ色鮮やかな2層の錦玉羹「あまの川」1512円(ハーフサイズは810円)。下の層は「朝汐」で使う皮むき餡で作った羊羹に、上の層は錦玉で夜空を再現しています。グラデーションのように見えるのは、錦玉を何層にも重ねているから。なので一切れひと切れ、違った夜空を楽しむことができます♪
あっさりとした甘さの中にコクもありノド越しも◎。冷やして食べたいひと品。
プレゼントに、家でのおやつに、夏は楽しく乗り切ろう!
こちらは夏に好評の「風流わらび」。写真の「水わらび」と、生地に黒糖を一緒に入れて作った「黒糖わらび」の2種類。とても弾力のあるわらび餅で食べ応えも充分。ノド越しがいいのでパクパク食べられちゃいますよ~!
お家の縁側やベランダ近くの窓辺なんかで食べれば、これひとつでもいっそうステキなおやつタイムになりそうです。濃厚な黒糖のコクを味わい方は「黒糖わらび」もオススメです。価格はいずれも292円。
お ま け
写真の器、わらび餅にピッタリでステキだと思いませんか!?
こちらの器は、風流堂の代表・内藤さんが、松江にある工藝品のセレクトショップ『object(オブジェクト)』でご購入されたもの。クリアに透き通ったガラスの中に水滴が浮いているように見える素敵なデザインの器が「風流わらび」にピッタリでした。
「四弁と五弁があったんですが、四弁が和菓子に合うかな~と思い購入してみました。ステキな器ですよね~!」と話していただき、器の話にも花が咲いてしまいました。繊細な和菓子には美しい器ですね♪
どちらもセンスが光る職人技。和菓子をいっそう美しく、おいしく感じさせてくれる器選びにこだわってみるのもいいですね。
風流堂 寺町本店
フウリュウドウ
電 話:0852-21-3241
住 所:島根県松江市寺町151 [MAP]
営 業:9:00~18:00
休 み:不定休
駐 車:4台
情 報:HP Facebook Instagram
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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