【しまとりクイズ】松江城下で亀が大暴れ!? 歴史に残るゾッとする話@第11問
鳥取・島根に詳しくなれる(!?) 『しまとりクイズ』のコーナー!
鳥取・島根に詳しくなれる(かもしれない)クイズコーナー第11弾です!
このコーナーでは、取材先での発見や地元で話題になっているもの、地元の方から聞いたお話しなど、様々なことをクイズ形式で紹介していきます!
ぜひ日頃の話のネタとして使ってみてください♪
問題(今回は松江市編~怪談にまつわるクイズ~ )
花火や海、バーベキューが恋しい夏ですが、ほかにも夏といえば外せないもの…、それは……
「怪談話」!!
心霊写真・映像の特集番組をはじめ、どうして日本では、夏に“怪談話”をするのでしょう……?
まぁ、それはさておき、松江にゆかりのある小説家・小泉八雲(ラフカディオハーン)。
多数の怪奇文学作品を書いたことでも有名ですが、今回はそのうち、松江にまつわる怪談話から問題を出したいと思います~!
松江市外中原町にある『月照寺』。
松江藩主松平家の菩堤寺で、初代直政から九代斉斎までのお墓があります。
そして境内には3mもある大~きな亀の像。その背に乗った石碑は六代藩主の寿蔵碑。
この大亀は松平家の藩主が亡くなったあと、亀を愛でていた藩主を偲んで造られた石造だそうですが、その大亀が、夜になるとんでもなく不気味で、悪いことをしたというのです…!
さて! それはなんでしょう?
A:夜な夜な、藩主の髪の毛を一本ずつ抜いていた
B:夜な夜な町に出ては、子どもを誘拐し石碑に閉じ込めていた
C:夜な夜な松江の町に出て、人を食べていた
正解は~~~~……
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Cの夜な夜な松江の町に出て、人を食べていた!!!
なんと石でできた大亀、実は夜な夜な城下町に出ては暴れ、人を食べていた「人食いの大亀」だったというのです!! お、恐ろしい~!!
困った住職は大亀に説法するのですが、亀は「自分にもこの奇行を止められない」と涙を流したのだそう。
そこで、亡くなった藩主の功績を石碑に掘り込み、その石碑を大亀の背中に背負わせて、動けなくしたとか。
ホラーと思っていましたが、ちょっぴり切ないお話しですね。
松江の方にとってはもしかすると簡単だったかも? 怪談のふるさと・松江の歴史に残る有名なお話です。
今では、頭を撫でると長生きができると言われている
大亀を封印している石碑は、“不昧公”として知られる7代目・治郷(はるさと)が、父・宗衍(むねのぶ)の長寿を祈願して奉納したもの。
父の長寿を願う息子の祈念を宿したこの大亀さん、高~い位置にある頭をなでると長生きができるとされているのだそうですよ。
【YouTube】こちらもチェック!3分で分かる小泉八雲の怪談
ご存知の島根県吉田町出身の吉田くん。
こちらの動画では、小泉八雲が残した怪談の名作を、アニメ『秘密結社 鷹の爪』監督FROGMANがアニメ化し、鷹の爪団が怪談の魅力を分かりやすく紹介しています!
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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