【しまとりクイズ】“天から落ちてきた石”がある神社の神様がやらかしたことって?@26問
鳥取・島根に詳しくなれる(!?)『しまとりクイズ』
鳥取・島根に詳しくなれる(かもしれない)クイズコーナー第26弾です!
このコーナーでは、取材先での発見や地元で話題になっているもの、地元の方から聞いたお話しなど、様々なことをクイズ形式で紹介していきます!
ぜひ日頃の話のネタとして使ってみてください♪
問題 ~米子市の神社編~
先日、米子の橋本という地域にある『阿陀萱神社(あだかやじんじゃ)』という神社へ行ってきました。
そこには、“天から落ちてきた”と言われている石があります。
それがこちら ↓
正直、あまりの大きさに驚きました!
こんなものが天から降ってきたなんて、考えられません。
「安産の神」で知られる『阿陀萱神社』では、この岩を「安産祈願の石」として崇められてきたそう。
この『阿陀萱神社』の主祭神は、大国主命と八上姫との間に生まれた「多岐喜姫(タジキヒメ)」になるんですが、
古事記に記されている多岐喜姫が鎮守神(主祭神)となった理由が、ちょっと笑えるんです。
それは「多岐喜姫」に私たちが“親近感を感じる一面があったから”なんですけど…。
さて問題!
その親近感が湧く「多岐喜姫(タジキヒメ)」には、どんな一面があったのだと思いますか~?
A:とっても食いしん坊
B:ちょっぴりドジっ子
C:ものすごい泣き虫
正解は~~~~……
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B:「ちょっぴりドジっ子」だったからなんです!
(神様がドジっ子!?)
どんなドジをしたかというと……
米子市のホームページによると……
「大国主命」は大勢の兄神たちに妨害されながらも「八上姫」との結婚を求めましたが、八上姫は大国主命の正妻・スセリ姫の嫉妬にいたたまれず、娘(多岐喜姫)を連れて、因幡に帰ることになったそうです。
その際に、この橋本の地を通った時、多岐喜姫が榎(エノキ)の俣に指を挟んでしまったことから、「私はこの地に住むから、お母さんは因幡に帰って!」と伝え、自分はこの場所に鎮座されたというようなお話…。
参考資料:米子市ホームページ|天から落ちた石 、境内由緒書
その榎ってこの木のこと…?
先ほどの大きな岩の近くにあり、一番目立っていた大きな木。
予想ですが、多岐喜姫はこの大きな木に指を挟まされて、身動きできなくなったから『阿陀萱神社』にの主祭神になったってことですよね?
……めちゃくちゃドジな神様じゃん!(なんかもう可愛い!)
木の下をのぞく、賽銭箱も置いてありました(やっぱりこの木かも?)
それにしても、神様にもそんなドジな一面があるのかぁと想像するだけでも、なんだか親近感湧いてきませんか?(笑)
この神社がある山は「宝石山」という通称あり、その山の中にある神社なので「宝石神社」とも呼ばれているそうですよ。
ナゾが多い『阿陀萱神社』、とっても興味深いです……!
阿陀萱神社
アダカヤジンジャ
住 所:鳥取県米子市橋本623 [MAP] ※「ワークなぎら」を右手に細い道を上っていくと右手に車1台駐車可
駐 車:あり(約1台)
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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