行列店の予感!松江市学園に『ラーメンゴイケヤ』誕生【食べなきゃソンソン!vol.50】
ラーメン激戦区・松江市学園エリアに話題のお店『ラーメンゴイケヤ』がオープン
『中華蕎麦 奨 津田店』の店長だった周藤さんが満を持して独立。2021年4月、松江市学園にオープンしたのがここ『ラーメンゴイケヤ』です。
『中華蕎麦 奨』からの独立は『天空(松江市学園)』の原店主に続いて2人目。
『ラーメンゴイケヤ』の場所
場所は松江市菅田町のアイウォーク菅田ビル1階。『塩や(松江市菅田)』跡の右隣。居抜きではなく新規店舗と言うところに気合の入り方を感じます。
「極み 塩ラーメン」重層なうま味がキレイに整った、雑味のない洗練された都会的な味!
ラーメンのオープニングメニューは「極み 塩ラーメン」「極み ブラック(しょうゆ)」「蒙古麻婆麺」。また「つけ麺」がラインナップ。
『中華蕎麦 奨』は塩系に定評があったので、まずは「極み 塩ラーメン」をオーダーです。
まずはスープから。ふわっと魚介が香り、重層なうま味がキレイにバランスしていて、雑味がないクリアーな洗練されたおいしさ。“極み”のネーミングは伊達ではない。実にうまい。
豚骨や丸鶏に昆布、焼きアゴなど使った出汁にアサリのうま味を凝縮した塩ダレを合わせ、水も東出雲の高清水神社の天然水を使っているそうだ。
同じ『中華蕎麦 奨』出身ながら、濃厚な豚骨魚介の『天空(松江市学園)』とは真逆の方向にブラッシュアップされているのはおもしろい。
ちなみに器にもこだわりがあり、出雲の『出西窯』で、見た目の美しさはもちろんだが、厚めでスープが冷めにくく、手に熱さが伝わりにくい。
麺は20番くらいで加水高め?のストレート麺。モチシコとシッカリとした食感と滑らかな口当たりでいいですね。スープとのバランスも申し分なし!
トッピングは低温調理された肩ロースレアチャーシューに豚バラ炙りチャーシュー、極太メンマ、ほうれん草、ネギ(ショウガ)。薄くスライスされたレアチャーシューは柔らかく、質の良い肉のうま味が感じられます。
そして炙りチャーシューは香ばしく、極太メンマはコリっとした食感と味付けも良くて双方ともに美味。
そしてネギに混ざり、時折口に入るショウガの清涼感と辛味が何とも言えないアクセントとなっていて、これはちょっとクセになる味わいです。
「極み ブラック」醤油と魚介のうま味がふくよかな味わいを生む
せっかくなので続けて「極み ブラック(しょうゆ)」もいただきます。
ベーススープは同じ豚骨や丸鶏に昆布、焼きアゴなど使った出汁だが、ブラック系の醤油にカツオやシジミのうま味を加えた特製醤油ダレ。醤油の厚みあるうま味、そしてまろやかでやや甘みも。
塩ラーメンのクリアーなおいしさに対して、厚みやコクを感じるふくよかな味わいとなっています。
麺は同じ加水高めのストレート麺。やはりモチっとシッカリとした食感と滑らかな口当たりでいい。
トッピングも低温調理された肩ロースレアチャーシュー、豚バラ炙りチャーシュー、極太メンマ、ほうれん草、ネギ(ショウガ)と同じ。それぞれに仕上がりがいいのでスープが醤油に変わってもうまいのは変わりませんね。
「極み 塩ラーメン」、「極み ブラック」ともにすべてが、計算されたおいしさになっているのはもちろんですが、オープン間もないのにも関わらず、安定感あるのには驚かされました。
行列店になることは間違いなく、落ち着いていただきたい方は今のうちに訪れることをオススメします!
ラーメンゴイケヤ
電 話:0852-69-4327
住 所:島根県松江市菅田町180 アイウォーク菅田ビル1F [MAP]
営 業:11:00〜15:00,18:00〜20:00、日曜11:00〜15:00
休 み:月曜
駐 車:あり
情 報:Facebook Instagram
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。
この記事を書いた人
フリーカメラマン
めんあるき
本職はフリーカメラマン。ラーメンの食べ歩きをライフワークとする自他ともに認めるラヲタカメラマン。その他B級グルメをはじめ、美味いもの大好き。地元フリーペーパーLazudaにて連載コラム「食べなきゃソンソン!」も執筆中。
【ブログ|麺ある記 山陰 ~松江・島根・鳥取・ラーメンの旅~】
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