かき氷にうどんなど。レトロ自販機の聖地みたいな廃墟が琴浦町にあった【山陰フォト散歩】
国道9号線沿いにある琴浦町『小林水産直売所(跡)』へ
最近、YouTubeをはじめ、話題になっているらしい「レトロ自販機」。日刊webラズダでも、過去に出雲市『コウラン』や益田市『後藤商店 自販機コーナー』を紹介しました。
「鳥取県にもレトロ自販機がないかな~」とリサーチしていたところ、廃業されているものの、在りし日のレトロ自販機が残るスポットがあるとのことで、車を走らせ鳥取県琴浦町へ。
廃自販機がある『小林水産直売所』の場所
廃墟、ならぬ「廃自販機」があるのは、琴浦町の『小林水産直売所』。現在は廃業されていますが、当時の自販機が店内に残されています。
場所は国道9号線沿い、牛骨ラーメンも評判のお店『香味徳 赤崎店』の近くです。看板などがないので、板張りの建物が目印に向かいます。
店内は壁一面に自販機がずら~り
いよいよ、レトロ自販機とご対面~!
レトロ自販機の代表格ともいうべき、うどんとそばの自販機のほかに、カップヌードルの自販機、あまり見かけないコーヒー?の自販機も。
以前はお惣菜やパン、お菓子などが売られていたであろう自販機の姿も。
テーブルなどはすっかり片付けられていて、ガラ~ンとしていますが、広さもしっかりあります。
営業当時はこの場所で、ツーリング仲間とおしゃべりを楽しんだり、長距離トラックの運ちゃんがテレビを見ながらくつろいでいたり。そんな情景が思い浮かぶ空間。
L字型になった店舗の奥にはぽっかりと空いたスペースが。自販機コーナーによくあるゲーム機が設置されていたんでしょうか?
よ~く見ると天井のクロスもなんだか味があって、レトロ感をいっそう盛り上げてくれています。ありがとう壁紙。
希少種とされる「かき氷の自販機」も見られます!
レトロ自販機好きの間ではお馴染みとなった富士電機さんのうどん・そばの自販機。その隣には、コーヒーの自販機と思われるものも。
コーヒーの自販機は、花のモチーフがふんだんに使われていて、とってもオシャレ。格式の高さを感じます……。
そして「かき氷の自販機」!
メロン・いちご・レモンのラインナップ。かき氷の自販機自体は非常に珍しいらしく、私はもちろん初めての出会い。どんな味だったのかな~。
すべて現在は稼働していない廃自販機ですが、これがすべて稼働していたら……と考えると、ワクワクが止まらないスポットでした!
実際に食べることはできませんが、在りし日の姿を思い浮かべながら観賞するのはアリかもしれませんね~。
思い出、ごちそうさまでした!
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部いしやん
島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部スタッフ。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
「日刊webラズダ」では編集デスクを務めています(ただの机です)。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)
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