[松江北堀美術館]19世紀末のフランス芸術家・エミール・ガレの作品を収蔵する美術館

編集部あつきち
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エミール・ガレが愛したジャポニズムの世界を体感しよう

今年5月に開館した『松江北堀美術館』は、フランスの芸術家エミール・ガレの陶器・ガラス・家具等を収蔵した美術館です。

松江城からもほど近い場所にあり、松江城観光の新しいスポットとしても注目を集めています。

館内はモダンなデザインながら、随所に日本的な造りを見つけられます。

椅子に腰掛け、露地を眺めるひと時もまた格別です。

『松江北堀美術館』の場所

営業時間は10:00~16:00(最終入館15:30)で火・水曜定休。

駐車場は美術館の横にある松江北堀パーキングを利用すると30分無料券を進呈してくれます。

エミール・ガレとは?

エミール・ガレは、19世紀末期フランスのアール・ヌーヴォー様式の第一人者。ガラス工芸をはじめ陶器・家具の分野で活躍した人物です。

類稀な才能を持ったガレは、独自の技法を数多く生み出し、優れた工芸作品を多く世に残しています。

特に40代頃からは、当時ヨーロッパで流行したジャポニスムに傾倒。日本の水墨画的なぼかし表現を用いた黒褐色のガラス(のちに「悲しみの花瓶」と命名)を生み出し、後の作品制作に大きな影響を与えました。

珍しいガレの陶芸作品を中心に蒐集した『松江北堀美術館』

ガラス作家として多くのファンを持つガレですが、その作品はガラスのみにとどまりません。

『松江北堀美術館』では、ガレの陶器や家具などを中心に数多くの作品を蒐集、展示しています。

特にメインで展示されている陶器には、ガレの愛したジャポニスムの精神が色濃く表れています。ガレが作品に描いた日本、その美意識に通ずる繊細な表現を感じることができるはずです。

国宝・松江城の近くにオープンした新たなアートスペース『松江北堀美術館』。街歩きの注目スポットとして人気を集めていきそうですね。

松江北堀美術館

マツエキタホリビジュツカン
電 話:0852-31-6811
住 所:島根県松江市北堀町333 [MAP]
営 業:10::00~16:00(最終入館15:30)
休 み:月~水曜(臨時休館あり)
料 金:入館大人1300円、65歳以上・大学生1100円、小中高生500円、未就学児無料
駐 車:なし*松江北堀パーキング利用で30分無料券進呈

情 報:HP Instagram

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編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部

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タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。

好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!

取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!

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