松江名物「天神さんのたこ焼き」は今も昔も変わらず笑顔になる思い出の味
3代目が切り盛りする松江市『天神たこ焼き店』で名物「天神さんのたこ焼き」とちょっと駄菓子
こんにちは。ラズダ編集部のいしやんです。
みなさんには、時々「無性に食べたくなる味」ってありますか?
あのお店のラーメン、学生の頃に食べた定食、そしてお母さんのカレーに煮物など、人それぞれにソウルフードってありますよね。今回は松江市出身の私にとって、小さい頃の思い出の味「天神さんのたこ焼き」をご紹介。
「天神さんのたこ焼き」は、松江市の『白潟天満宮』、通称・天神さんの境内にある『天神たこ焼き店』のたこ焼き。私に限らず、今なおファンが多い松江名物のひとつです。
『天神たこ焼き店』の場所
『天神たこ焼き店』があるのは松江市天神町。地元民には“天神さん”の愛称で親しまれている『白潟天満宮』の境内にあります。
営業時間は朝9:30~で、閉店時間はその日によってまちまちですが、おおよそ夕方とのこと。定休日は月曜ですが、変動あり。
『白潟天満宮』入口の「たこ焼」の看板に何だかワクワク
『白潟天満宮』の境内にある『天神たこ焼き店』。『白潟天満宮』は昔、小さい頃に家族で度々お散歩に行った思い出の場所。特別、遊ぶ場所があるわけでもないけれど、よく連れて行ってもらった記憶があります。
狛犬の傍らにある「たこ焼」の看板。これを見ると「たこ焼き買ってもらえるかな?」と内心ワクワクしていたような気がする。
この日は週末で、自分の子ども×2人を連れて、中々の距離を歩いて行きました。
『白潟天満宮』には菅原道真(すがわらのみちざね)公が祀られていて、菅原道真と言えば「学問の神様」で有名ですよね。そういったこともあり、七五三や宮参りの定番スポットとしても人気があります。
子どもを連れてきてたし、せっかくなので、お参りも。
いよいよ、数年振りに白潟天満宮の「天神さんたこ焼き」とご対面!
『天神たこ焼き店』は境内入って右手にあります。建物右手がたこ焼きの焼き場になっていて、現在は3代目の店主・黒田さんが切り盛り。
昨秋亡くなった2代目の跡を継ぎ、「天神さんのたこ焼き」の味を継承しています。
年季の入った鉄板からは湯気とともに、たこ焼きのいい香りがふわり。
よく見るたこ焼き店の“シュバババ”っといった素早い手さばきというよりも、一個一個を丁寧に作っていくそんな姿が印象的。
いよいよ「天神さんのたこ焼き」ができあがりました!たこ焼きは8個入り300円。
「天神さんのたこ焼き」は何と言っても中のトロトロ具合が醍醐味。小粒で中はトロットロ、紅しょうががきいていて、味のインパクトもしっかり。
小粒なので子どもも食べやすいですし、大きく口を開けなくても食べられるので、女性にはうれしいのかなぁ~。
3代目に代わって味やトロトロ具合もどうかなぁ~なんて野暮なことを考えてたけど、昔から変わらずの懐かしい思い出の味そのまんま。
『天神たこ焼き店』には駄菓子コーナーも。近所の子どもたちが続々と
そうそう『天神たこ焼き店』には焼き場の隣に、駄菓子コーナーも併設。この形態も昔から変わっていないような気がする。
駄菓子に加えて、ソフトグライダー(飛行機)やくじ引きなど、眺めているだけでも郷愁を感じるラインナップ。
気が付いたら人、人、人。無性に来たくなるのは私だけではなかったみたい
たこ焼きを食べ終えて、せっかくだし駄菓子でも買おうかな~と、思っていたらあとからあとから近所の子どもたちが続々!
「おじちゃ~ん、これいくら?」、「おじちゃんこれも!」そんな声があちこちから。
子どもたちが集まってくるあたり、「懐かしい」だけじゃない魅力がたくさんあるんだろうな~。かく言う私も、その不思議な魅力に惹かれて数年ぶりにやってきた一人。
『天神たこ焼き店』、これからもずっとずっと、続いて欲しい松江の名物スポットでした!
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部いしやん
島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部スタッフ。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
「日刊webラズダ」では編集デスクを務めています(ただの机です)。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)
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