鳥取県米子市にある酒蔵『稲田本店』は、創業から約350年を数える鳥取県屈指の老舗。全国に先駆けて「冷やして飲むお酒」を開発・販売した酒蔵としても有名です。

代表銘柄「稲田姫」、「トップ水雷」をはじめとする伝統的な日本酒だけでなく、焼酎や鳥取ならではのフレーバーを用いたリキュールなど、日本酒以外の商品もあり、幅広い世代から人気を集めています。

そんな「伝統」と「挑戦」を追求する蔵元に、今度は鳥取県で初となる非接触の酒サーバーがお目見え！

さらに今月７月には『稲田本店』の酒造り行程を見られる酒蔵見学がリニューアル。スマホをかざすと、仕込みの様子などを動画で見られるようになりました。

コロナ禍以降、人気となっている「地元（山陰）旅」。その中で『稲田本店』の酒蔵見学は、“大人の社会科見学スポット”として、要チェックですね！

『稲田本店』があるのは米子市夜見町。近くには米子高専などがあります。JR米子駅から車なら15分。

『稲田本店』は酒蔵に併設したショップがあり、9：00～17：00の間、店頭で商品の購入や、今回登場した「sakeサーバー」での試飲が可能です。

これまでにも『稲田本店』ではお酒の試飲サービスをしていましたが、新型コロナ感染拡大防止対策として、試飲スタイルを「対面」から「セルフ」スタイルのサーバーに一新。

今回設置された「sakeサーバー」は、JALの羽田・成田空港の国際線ラウンジに設置されたものと同様のタイプ。

不特定多数の人がボトルにふれることがありません。加えて、冷蔵庫からお酒を出し入れすることもないので、お酒の品質保持・温度管理も申し分なし。

新しい「sakeサーバー」は、専用のコインを購入して利用します。料金は330円で３枚のコイン、550円で６枚のコインと交換でき、コイン１枚につき１種類を試飲できます。ちなみにどちらも、オリジナルのおちょこプレゼント付き。

試飲できるのは全６種類

定番銘柄３種、リキュール１種、今月のオススメ１種、季節のオススメ１種の合計６種を試飲可能。内容は季節に応じて変更するみたい。

近くにスタッフさんもいるので、オススメの飲み方、合わせたい料理なども聞けますよ。自分へのご褒美やギフト選びの参考にできますね！

日本酒が苦手な人も、リキュールもあるのでご安心を。

『稲田本店』のお酒は、酒造りの基本「いい米」、「いい水」といった素材はもちろん、「醸す心」を大切にして造り上げられたものばかり。

日本酒だけでなく、焼酎からリキュールに至るまでどれも徹底的にこだわっています。

なのでお酒が苦手な人からも「稲田本店のお酒なら飲める！」と言われるほど、人気を集めているんだとか！

【稲田本店の商品ラインナップはこちら】

「sakeサーバー」と合わせて、新しくなったのが酒蔵見学。

見学コースに設けられているパネルにQRコードを設置。このQRコードを読み込むと動画が流れる仕掛け！

動画では解説も付いているので、より詳細な酒造りの様子が分かります。しかも、英語・中国語・韓国語にも対応。知り合いの日本好きの外国の方を連れ立っての見学もオススメ。

日本の伝統文化である「酒造り」をより気軽に、楽しんでもらえる仕掛けが満載です！

設置されているQRコードを読み取ると、こんな画面が見られますよ↓↓

酒蔵見学はおおよそ所要30～45分程度。試飲は有料ですが、酒蔵見学は無料で利用OK（３日前までに要電話予約）。

月～金曜の平日9：00～17：00なら１人からでも受入OK。土日祝は15～20名までの団体のみ事前相談可となっています。

お酒が大好き！という人なら、その造り方から知ることができれば、さらに好きになりそうですね。

今やスーパーやコンビニでも当たり前に買えるお酒。そういった意味で、「酒蔵で試飲して買ったお酒」はそれだけで特別な気がします。

実際に飲んだり、酒蔵の人に話を聞いてみたりして買ったお酒は、プレゼントにもピッタリ。（もちろん自分用も！）

【おまけ】

『稲田本店』の担当者の方から現在、お酒が飲めない「ドライバー」さん用の企画も計画中とのこと！今後の続報に期待したいですね！

稲田本店

イナタホンテン
電話：0859-29-1108
住所：鳥取県米子市夜見町325-16 [MAP]
営業：9：00～17：00
休み：土日祝
駐車：あり
情報：HP　オンラインショップ