『用瀬駅』かつての交通の要衝で往時の面影をたどる【山陰の駅】
在りし日の面影がそこかしこに。鳥取市用瀬町の『用瀬駅』周辺をぶらぶら
みなさん、こんにちは。山陰のタウン情報誌ラズダ編集部のいしやんです。
今日は月曜日。
週の頭って、なんだか力が入りません。ということで、今週一発目の記事は、ゆる~く山陰ローカル線のお散歩記事。今回行ってみたのは鳥取市用瀬町の『用瀬(もちがせ)駅』。
『用瀬駅』があるのはこのあたり↓↓
鳥取市用瀬町と言えば、「流しびな」で有名な場所。かつては宿場町、城下町としても栄えた場所で、町並みのいたるところに再発見ポイントがあります。
まずは駅舎周辺を探索
駅舎の中には、昔の写真が飾られています。何となくですが、無人駅にはこういったプチ資料コーナーがあるイメージ。
見る人によっては、懐かしいな~と感じる一枚があるかも?
歩道橋の上からはこの景色。
めちゃくちゃ気持ちいい~!
グーっと伸びをしたくなります。物語のワンシーンのような景色を眺めていると、頭の中がどんどん空っぽになっていく……。
ナイスタイミングで特急列車が通過。撮り鉄ではないけれど、やっぱり特急列車って、間近で見ると変なテンションになります。
気を付けていってらっしゃい!
かつての宿場町・用瀬町。プチ歴史散歩へ
「イエロービル」の横には説明版がありました。
どうやらこのあたりは、かつて「用瀬の市」が行われていた場所みたい。旧八頭郡では用瀬のほかに、若桜、船岡、智頭の計4箇所で催していたそうですが、用瀬のみ、毎月二と七の付く日に開催されていたとのこと。
郡内でも特に賑わったようで、昔の写真からも当時の盛況ぶりがうかがえます。
用瀬町内を流れる瀬戸川。以前は生活用水として使われていたのかな~、などと妄想がはかどる。
例年6~9月ごろには、水中に咲く花・バイカモも見られるそうですよ!
山城・景石城の城下町として栄えていった用瀬町。景石城が廃止となった後も、参勤交代や産業の発達による通行量増加により、発展していったそうです。
細い道沿いに多くの民家が立ち並ぶ様子は、THE宿場町といった風情があります。
今回は30分程度の滞在だったので、あまり巡ることはできませんでしたが、今回紹介した以外にも多くの名残りが点在しています。ただ“町を歩くだけ”で、かつての面影にふれられる用瀬町。
特に歴史が好きでなくても、「目的もなく町ブラする」ことでリフレッシュできますよ。“あてもない町ブラ”、忙しい年末にこそオススメかもです!
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部いしやん
島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部スタッフ。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
「日刊webラズダ」では編集デスクを務めています(ただの机です)。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)
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