江津市タイムトラベル。『江津本町甍街道』でレトロ散歩【山陰フォト散歩】

編集部あつきち
編集部あつきち

突然ですが難読地名クイズです!

こんにちは。山陰のタウン情報ラズダ編集部のあつきちです。

突然ですが、読めますか?↓

江津本町甍街道

ごうつほんまち、ん、んん~…!?

正解は「ごうつほんまちいらかかいどう」でした

正解は「ごうつほんまちいらかかいどう」。

あまり知られていないみたいなんですが、レトロな町並みを楽しめる江津市の歴史スポットなのです。

『江津本町甍街道』は「夢街道ルネサンス認定地区」に認定されている場所。

「夢街道ルネサンス」とは、中国地方の中で歴史や文化を今に伝える街道のこと。島根にはほかにも出雲市『木綿街道』、美保関町『青石畳通り』などが認定されています。

先日、近くへ行く機会があったので、ぶらっとお散歩してきましたよ♪

『江津本町甍街道』の場所・駐車場

江津駅から約1.5km。歩くと15~20分程度。車は『江津本町甍街道交流館(旧江津役場)』に駐車できます。

『江津本町甍街道交流館』前にあった看板。コンパクトな範囲にいろいろと見どころがあるみたい。

「天領の町」として栄えた江津市

江津市、みなさん行かれたことありますか?町の中心には中国地方最大の大河・江の川が流れています。

「江津(川の港)」の名前の通り、古くは江の川河口の港として発展し、江戸時代には北前船の寄港地としても栄えた町なのだそう。

『江津本町甍街道』を歩いていると、歴史を感じるようなスポットが点在していましたよ。

街道内を歩いていると不思議なものを発見! 斜めにつけられた石があって、真ん中には丸い穴が開いています。

私にはなんだかサッパリでしたが、これ「鼻ぐり石」といって、荷物を運んできた牛や馬を繋いでおくための石だそうです。

『江津本町甍街道』の主な見どころのひとつ『旧江津郵便局』。

上写真の右側に立つ、水色の柱が目印の洋風建築物がそれで、明治時代の前期に建てられたもの。国の登録有形文化財にも登録されています。

色使いといい、レトロな可愛さがあってつい写真を撮りたくなる。扉の横には「旧江津郵便局」と書かれた壺が置かれていました。

行った時は鍵が閉まっていて、中には入れませんでした。

もうひとつの見どころ『旧江津町役場』にも立ち寄り!

1926年に当時の江津町役場として建てられ、1962年に現在の市庁舎が完成するまで、初代江津市役所として使われたらしいです。

現在は『甍街道交流館』として、まちづくりの拠点やイベント会場として使用。私が行った時も、人が数十人集まって、中で何やらイベントが行われているようでした。

ちなみに、「甍」とは瓦葺(かわらぶき)の屋根のことを言うそうです。

街道内に残されている建物には赤い石州瓦の屋根が目立っていました。当時のにぎわいを想像しながら歴史散歩を楽しんでみてはいかがですか?

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編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部

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タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。

好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!

取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!

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