出雲の新店『麺処わや』ココでしか味わえない新感覚な魚介ラーメン「わ~めん」【食べなきゃソンソン!vol.70】
2021年10月4日にオープン。新感覚な魚介ラーメン「わ〜めん」のお店『麺処 わや』
2021年10月4日、出雲市にオープンした『麺処 わや』は、出雲市代官町の魚介和食料理『旬魚旬彩 わや』の2号店。和風ラーメン「わ〜めん」のお店です。
「わ〜めん」とは、動物系出汁はもちろん、チャーシューなどの一般的なラーメンのトッピングは一切不使用。日替わり魚介出汁に、会席料理のようなトッピングが付いた麺料理のこと。
『麺処わや』がオープンしたのは、出雲市上塩冶町2773-8。
営業時間は11:00~14:00のお昼のみ、日曜が定休日。
まるで会席料理のようなトッピング。魚介のうま味あふれる出汁が美味!
『麺処わや』のメニューは「単品 わ〜めん」(1000円)と、「複品 わ〜めん(鯛めし、出汁巻き付き)」(1350円)。
それぞれ普通麺、柚子麺、魚粉麺、さらに限定で生姜麺も選択可能となっています。
せっかくなので、鯛めしと出汁巻きの付いた「複品 わ〜めん」をいただきます。
この日の出汁は「羅臼昆布、鯛あら、煮干し中羽、鰹厚削り、鮪薄削り、うるめ」。麺は限定の生姜麺でお願いする。
トッピングは別添えになり、「鰤の西京焼き」、「ふぐの幽庵焼き」、「あわびの酒蒸し」、「湯葉」、「ほうれん草のお浸し」、「うずらの粕漬け」、「梅干し」、「スダチ」、「野菜チップ」。ちょっとした会席料理のような美しさ。
さらに「鯛めし」と「出汁巻き」。
まずはスープから。魚介の香りが鼻に抜け、数種類の魚介が折り重なる深く濃いうま味が口に広がります。動物出汁を使ってないとは思えないくらいに力あり。
特別にトッピングなしでも、素の状態で完結していると思えるくらいに美味。生姜を練り込んだ中細のストレート麺は、ほんのりと生姜が香り、魚介スープとの相性もいい。
トッピングは、「岩塩と柚子胡椒」が添えられるが、そのまま副菜としていただくのも良し。見た目もだが、それぞれに手をかけてありうまい。
ちょっとずつつまみながら、麺をすするが、和風なテイストの組み合わせなのでスープとの相性も間違いない。思った以上にけっこう楽しいです。
それならばと、麺丼に湯葉、お浸しを投入していただいてみる。続いて鰤の西京焼き、ふぐの幽庵焼き。さらに梅干しやスダチとトッピングを増やしながら麺をすすりスープをグイっと。
完成型と思っていたスープが、トッピングを加えるごとに、複雑に重層にうま味が変化していくのがおもしろい。トッピングとしてもきっちりと成立しています。
分厚い「出汁巻き」はふんわりと柔らかく、ジュワッと出汁が口にしみだしていきます。そのままはもちろん「わ〜めん」、「鯛めし」どちらにも相性良し。
上品なうま味の「鯛めし」は「わ〜めん」のおともとしてもいいが、やはり最後は残った出汁をかけて、出汁茶漬けとしていただく。
鯛のうま味に魚介出汁のうま味が相乗して最高にうまい〆の一品となる。
見た目はもちろん、日によって替わる魚介出汁に、数種類の麺の組み合わせで変わる味わいや、自由なトッピングの食べ方など、今までのラーメンの概念を超越した新感覚な和風ラーメンを一度味わってみて。
麺処 わや
メンドコロワヤ
電 話:090-2751-5773
住 所:島根県出雲市上塩冶町2773-8 [MAP]
営 業:11:00~14:00
休 み:日曜
駐 車:あり
情 報:Instagram
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。
この記事を書いた人
フリーカメラマン
めんあるき
本職はフリーカメラマン。ラーメンの食べ歩きをライフワークとする自他ともに認めるラヲタカメラマン。その他B級グルメをはじめ、美味いもの大好き。地元フリーペーパーLazudaにて連載コラム「食べなきゃソンソン!」も執筆中。
【ブログ|麺ある記 山陰 ~松江・島根・鳥取・ラーメンの旅~】
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