【涼みスポット】いろんな冷んやり。南部町『キナルなんぶ』で思い思いの涼み時間
インドア派にとって“夏の図書館”は楽園
仕事に育児に忙しい毎日、梅雨に入ってジメった空気がイヤ~な感じ。
家にこもっていても疲れがとれないし、外に出かけるにも目的地を決めるのも面倒。というか、あまり人が多いところへは行きたくない。
一人になれて、涼しくていい場所はないものか?
そう感じている方も多いのではないでしょうか。そんな方にピッタリの場所を見つけました! それは・・・
子どもの頃、暑くて図書館へ逃げ込んだ思い出ありませんか?(私だけ?笑)
クーラーが効いてる図書館、集中して本を読むにはピッタリの空間ですよね。
何より本がいっぱいあって読書もできるし、静かで集中できる。それぞれが、それぞれの時間を過ごしてるあの空間、大人になった今でも好きだな~。
涼して快適に過ごせる、まさにインドア派の天国!
いつもとちょっと違う図書館へ!南部町の『キナルなんぶ』
各市町村に図書館はありますが、いつも行く図書館とはちょっと違う雰囲気の図書館へ行ってみませんか?
オススメは昨年、鳥取県南部町にオープンした『キナルなんぶ』。
6万冊以上の本を所蔵する図書館があるほか、カフェやワークスペース、多目的スペースなどが合同になった複合施設なんです。
図書館へ涼みに行こう、なんて言うと怒られそう(苦笑)なので、“クーラーが効いてる”以外の「涼しくなれる」ポイントを探してきましたよ!
『キナルなんぶ』の場所、駐車場
『キナルなんぶ』の住所は鳥取県西伯郡南部町法勝寺341。近くには南部町立西伯小学校があります。米子方面からだと国道180沿いを走り、15分ほどで到着します。
広い駐車場を完備しています。
『キナルなんぶ』の冷んやり!快適すぎる図書館
新しい建物だけあって、かなりオシャレな造りの図書館。木の温もりを感じられ居心地抜群です。(涼しいし。)
館内はとっても広く、窮屈さがまったくありません。本を読むのにも、ほかの人とほど良い距離を保て、周りの人を気にせず自分の時間に没頭できます。
コンセント付きのテーブルもうれしい~。本を読んだり、勉強をしたり。
また、ほかの図書館ではあまり見られないこんなスペースも!
↓
もはや「家」!
寝転んで、ゴロゴロしながら読書できる。「人間がダメになる」系のクッションもあるのでそのうちウトウト、なんてこともあるのかな?(笑)
子どもに交じって大人が寝転んでも・・・いいですか?
靴を脱いで、壁に背中くっつけながら本を読みたいスペース。
本に挟まれた場所で、まさに自分だけの空間!
この時期は「雨」にまつわる絵本を紹介中♪
折り紙で作った傘やカタツムリを、本の上に置いてある工夫もステキ。
『キナルなんぶ』の冷んやり!冷たい飲み物でのどを潤す
“カフェがある図書館”って憧れる!
図書館って涼しくて静かで快適でいい空間なんだけど、どうしても夏場だとノドが乾く。読書の合間に、カフェで飲み物がいただけるのは本当にありがたい。
『ルポゼ』は“世界各国のパンが楽しめるカフェ”として、季節によっていろんなパンやスイーツが味わえます。韓国発の「そぼろパン(メロンパンのようなパン)」も人気だそう。
今回は“涼しい”がキーワードでもあるので、冷たいドリンク(ぶどうジュース)と、冷たいスイーツパンを♪
『ルポゼ』の冷たいおやつ「クリーミーあんパン」!
手に持つとずっしり重み。パンの中にはあんことやわらかいクリームがぎっしり!
しゅわっとした軽いクリームと、噛み応えある生地のパンの組み合わせはほかにはない感じ。最後までおいしくいただきました。
味は「プレーン」、「抹茶クリーム」、「コーヒークリーム」、「チョコクリーム」の4種が定番。私はギリギリ1個残っていた期間限定の「いちごクリーム」をいただきました。
『ルポゼ』の向かいには人気のジェラテリア『pa cherry b.』がキッチンカーで営業中。金~日曜(12時~16時)限定で営業しています♪
【最後に】『キナルなんぶ』のオマケ冷んやり!
オマケ的な冷んやり要素も。『キナルなんぶ』に入って左手奥側には、南部町の風土や歴史などを知ることができる展示室があります。
入館無料!
郷土資料のほか、天然記念物の17年生きている「オオサンショウウオ(キナるん)」を見られますよ。ちなみにキナるんの誕生日である25日は毎月「キナるんデー」というイベントを開催しています。
館内には南部町で見られる珍しい鳥・ブッポウソウをはじめ、様々な鳥たちのはく製が展示されています。
しかも↓
さわってみよう!?
だいたい展示コーナーのモノって「さわらないでください」っていう注意書きがあるのが通常では!?「さわってみよう」は初めて見ました。
せっかくなので、さわってみようと思うも、もともとは空を飛んでいた本物の生き物。
手を近づけるだけで背筋がゾワッ!
手はガクガクブルブル。動くはずもないけれど、目が合うとヒヤッとしてしまう私でした。
(以上、オマケ冷んやりでした。)
私がお邪魔したのは平日の16時前後。
ちょうど保育園・幼稚園帰りの親子連れで館内は賑やかでした。夜になれば打って変わり、仕事帰りの働きマンがワークスペースで作業中してたり、本を読んだり。
オープンから1年、すでに町民の憩いの場になってるんですね。
屋外に出かけるのも億劫な梅雨時、いつもと違う図書館へ“冷んやり”してみません?
キナルなんぶ
キナルナンブ
電 話:0859-46-0870
住 所:鳥取県西伯郡南部町法勝寺341 [MAP]
営 業:9:00~22:00【法勝寺図書館】9:30~21:00、日・祝9:30~18:00 【なんぶふれあい館】9:00~17:00 【ルポゼ】10:00~18:00
休 み:【法勝寺図書館】月曜、毎月最終水曜 【ルポゼ】月曜、祝日*不定休あり
駐 車:50台
情 報:HP
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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