出雲市多伎町と言えば「いちじく」!編集部が収穫のお手伝いへ【参加者も募集中】

編集部いしやん
編集部いしやん

いちじくの産地・出雲市多伎町で収穫のお手伝い。もぎたても堪能してきた!

みなさん、こんにちは!山陰のタウン情報誌「ラズダ」の編集部いしやんです。

いきなりしかめっ面ですみません!

日よけの防止に、アームカバー。農家感あふれる姿に身を包んだ私。

実は先日、出雲市多伎町へ「いちじくの収穫お手伝い」に行ってきました~!

秋空の下、早朝の涼しいいちじく畑での収穫お手伝い。

秋風は気持ちいいし、とれたてのいちじくは食べられるし、農家さん温かいし。

最高に気持ちィィ!

ってわけで、今回は収穫お手伝いプログラムの体験レポートです(ドドドンッ)。

早朝6時に道の駅キララ多伎集合!→いちじく畑へ

今回のプログラムは、「しまね関係人口マッチング・交流サイト しまっち!」で見つけた体験企画。

《【朝採れいちじく食べられます】いちじく収穫サポーター募集!》の“朝採れいちじく食べられます”に心惹かれて行ってきました!

集合場所は出雲市多伎町の『道の駅キララ多伎』。早朝6時に集合し、受付の後、会場となるいちじく畑へ。眠い目をこすりながら主催者さんの車の後をつけていく・・・。

ちなみに、以前にはこの「しまっち!」で見つけたプログラムで、草刈りしたり、ゆずの収穫したりさせてもらってます(体験イベント感覚で参加できるプログラムもいっぱい)。

実際に出荷される多伎町産いちじくの収穫をお手伝い

今回の収穫お手伝いでは、多伎町にあるいちじく畑を複数巡ります。私が回ったのは全部で3ヶ所。いちじくの成熟状況によって変わるみたい。

畑に着くと、まず収穫の方法や収穫する実の見分け方、注意点などのレクチャータイム。多伎いちじく盛り上げ隊メンバーから説明を受けます。

収穫時、実や切り取った枝から白い汁が垂れ、これが肌にふれるとかなり痛いそう。加えて、葉っぱも硬いので、保護するためにも長袖の着用は必須。

その上からアームカバーと手袋、さらに首を覆える帽子を装着。これらは無料レンタルできるのでご安心を。

レクチャーを受けて、いちじく狩り仕様にスタイルチェンジしたら、いよいよ収穫へ!

葉っぱをかき分けいちじく探し。苦労して採った後のいちじくは絶品!

平坦な土地に植わるいちじくの木。横に広がるようにして枝葉が伸びているので、脚立などは使わず収穫できます。

ですが、枝葉が割と低い位置に伸びているうえ、葉っぱも大きく“採りごろ”の実を探すのが意外と大変!

葉っぱをかき分けながら探していくので、何だか宝探ししてるみたい!

大人の目線より下の位置に実がなっているので、むしろ大人より、子どもの方が得意そう。実際、一緒に参加されたご家族(なんと神奈川県から参加!)のお子さんは、「あっちにあるよ!」、「こっちにも!」と、続々と見つけてくれました。

(超頼もしかった・・・)

「宝探しじゃい!」と意気込んだものの、中腰の態勢での収穫は足にくる・・・。

とそこへ、主催者の堀江さんから「いちじく、食べませんか~?」と天の声。

超食べる!

秋空の下で食べるいちじく・・・

最高過ぎる!

ほとばしる果汁からあふれるやさしい甘み。プチプチ、シャクシャクの食感もいい。出雲市多伎町の特産品・いちじく、やっぱりおいしいですね~。

【裏話】特産品のいちじく。でも実はピンチだった!?

収穫のお手伝いの合間、主催者である多伎いちじく盛り上げ隊・堀江さんからお話を伺いました。

出雲市多伎町を代表する特産品・いちじく。ですが、堀江さんによると、数年前は100軒ほどあったいちじく農家も、現在は80軒ほどに減少。耕作放棄地も増え、深刻な人手不足に。

堀江さんたち多伎いちじく盛り上げ隊でも、耕作放棄された土地を引き取って、いちじく栽培を続けているそうですが、どうしても手が足りない・・・。

そこで今回、「しまっち!」で収穫のお手伝いを募集することになったんだそうです。

ちなみに今回の体験で、私たちのお世話をしていただいた主催の堀江さん。実は京都からの移住者!

多伎いちじく盛り上げ隊のメンバーでもある、地元いちじく農家・山田さんが行っている金魚の養殖「田んぼで金魚」の助っ人として多伎町に通っていたそうで、現在は出雲市の地域おこし協力隊としても活躍中。

多伎町の魅力に惹かれて、応援してくれる人たちも着実に増えていっているみたい。

いちじく収穫もラストスパート!収穫後にはうれしいお土産も

さて、いちじくの収穫もいよいよラストスパート。

最初は、収穫する実の見分け方に苦戦していましたが、続けているとすぐに慣れてきました。

気が付くと、収穫したいちじくを入れるボックスもいっぱいに!

スキマが埋まっていくと、達成感が感じられていいですね~。

多伎町で栽培されているのは、蓬莱柿(ほうらいし)と呼ばれる品種。豊かな甘みと、ほのかな甘みが特徴です。

「おいしいいちじくの食べ方は?」と聞くと、山田さんは「生が一番うまい!」らしい。でも、堀江さんからは「凍らせるとシャーベットみたいになっておいしいですよ!」とのこと。

農家さんならではの食べ方、今度試してみたい!

早朝6時からスタートし気が付けば10時頃。

黙々と作業をしていて、気が付けば初めてでもこんなに収穫できました!

お次は場所を移動して、地元農家・山田さんの選果場へ。

(いちじくの出荷は午前中が必須のため、早朝からのお手伝いが助かるんだそうです)

山田さんが作業している様子を見物。サイズ、熟柿具合、実の状態などで、選別していきます。

味覚狩りだと、とって食べて終わりだけど、こうやって収穫から出荷までの流れを体験して、実際に見られるのは貴重ですね!

最後には、多伎町いちじくのお土産付き!

自分たちでとったいちじく、絶対うまいし、大切に食べたくなるな~。

堀江さん!そして、多伎いちじく盛り上げ隊のみなさん!ありがとうございます!

【参加者募集中です】

《【朝採れいちじく食べられます】いちじく収穫サポーター募集!》のプログラムは、2022年10月7日まで開催中。

今年、初めての試みらしいですが、好評なら来年も!と検討中のようです。体験してみてはいかがでしょう~?

ふるさと島根定住財団HP「しまっち!」とは?

今回のイベントを見つけたのは、ふるさと島根定住財団の新しいHP「しまね関係人口マッチング・交流サイト しまっち!」。

「しまっち!」は自分なりのペースや参加方法で、島根の人・まちと交流できるポータルサイト。

現在、イベント・プログラムなどに参加する「サポーター」に加え、プログラムの主催者・地域団体などの「オーナー」も募集中みたい。興味がある方はHPをのぞいて見て!

HPはこちら》しまね関係人口マッチング・交流サイト しまっち!

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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この記事を書いた人
編集部いしやん

タウン情報ラズダ編集部

編集部いしやん

島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部スタッフ。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
「日刊webラズダ」では編集デスクを務めています(ただの机です)。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)

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