「鉄道マンガ展@奥出雲」木次線・スイッチバックの魅力をマンガとジオラマで体感

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11月23日まで!奥出雲町『鉄の彫刻美術館』でイベント「鉄道マンガ展@奥出雲」開催中

奥出雲町の『道の駅奥出雲おろちループ』に併設している『鉄の彫刻美術館』では、現在「鉄道マンガ展@奥出雲」が開催されています。

この日本初とも言える「鉄道×マンガ」の展覧会は、元小学館編集者の江上英樹さんが企画。

鉄道をテーマとしたマンガや出雲坂根駅周辺と、スイッチバックのジオラマなどを展示。鉄道ファンはもちろん、多くの人が楽しめる内容となっています!

第1会場には鉄道をテーマとした漫画が勢揃い!これらの単行本は手に取って読んでOK。

そのほか、漫画のワンシーンをパネル展示したものも。こちらをじっくり観賞してみるのもおもしろいですよ。漫画を通して鉄道にふれられるのもポイントです!

また、中央にはトロッコ列車「奥出雲おろち号」をナノブロックで再現したものが!

小さいですが特徴をとらえていてカッコいい・・・!

このミニおろち号は、自動で走らせることも可能。走っている様子を見て楽しむもよし、写真や動画に収めるもよし。実際の車両と比較してみるのもいいかも?

ほかにも木次線応援企画として、地元の人の作品も合わせて展示。ちぎり絵や詩など個性的でステキな作品ばかり。

そのほか、国鉄時代の木次線の写真、鉄道写真界の巨匠、広田尚敬氏によるモノクロ組み写真も展示中。

誰もが楽しめる内容の第1会場は無料で入場できますよ!

第2会場には大迫力のジオラマ&木次線をテーマにした漫画が!

第1会場を楽しんだら、お次は第2会場へ。こちらは大人300円、中高生150円(小学生以下無料)と有料ですが、訪れる価値大アリ!

ここで展示されているのは、出雲坂根駅やスイッチバックがテーマの大きなジオラマ。

これはジオラマ制作が得意な江上さんが、多くの人の助けを借りながら作成したもので、この企画のために作られました。

ほかに出雲坂根スイッチバックの本格的なジオラマは存在しないとのこと。日本で唯一かつ、最大級のジオラマが間近に!

※写真の一部は開催前に撮影したものです。実際とは異なる場合があります。

建造物はとてもリアルですが、これらは江上さん自ら作製したもの。駅や延命水汲み場、標識やポストなど、細かな部分まで忠実に再現。

また、駅の中や信号灯、街灯は光ります!本物と見間違えるほどの高クオリティで、眺めているだけでも楽しくなってきます。

さらに、鉄道模型にはNゲージ(鉄道模型規格のひとつ)が使用されているので、実際に模型を走らせることも可能!

1日3回(11時、14時、15時)運転タイムを設けるとのこと。その際は江上さんの説明を聞きながら、走行風景を眺められます。(必ず3回開催しているわけではありません。第2会場入り口の「本日の予定」を確認しましょう)

Nゲージ対応の模型をお持ちの方は、持参すればジオラマの中で走らせてもOK。ぜひ持って来て!

木次線を普段利用されている方やスイッチバックを体験したことがある人も、その全体像や仕組みを知らないという方はいるハズ。木次線を利用してからジオラマを見ると新たな気づきがあるかも。

ジオラマを見てからスイッチバックを体験してもおもしろいですよ!

なお、開催中もジオラマに手を加えていくとのこと。江上さんは「より良くしていきたい。最終日に完璧な状態になると思う」とも。早くに訪れた方も、最終日にもう一度来てみてください!

また、木次線がテーマの漫画も展示中。木次線を擬人化した漫画、木次線体験レポ漫画などありますが、こちらは来てからのお楽しみ。第2会場は木次線に特化した内容となっているので、こちらにも足を運んでみて。

「鉄道マンガ展」を企画してジオラマまで作る江上さんって?

ステキな展示が数多く並んでいる「鉄道マンガ展@奥出雲」。この企画の発案者である江上さんは大の鉄道好き。特に”スイッチバッカー”を自称するほどのスイッチバック愛好家で、漫画の取材で出雲坂根スイッチバックを訪れたことがあるそう。

その後「出雲坂根スイッチバックがなくなる」ことを聞いた江上さんは“なんとかする”ため、「出雲坂根スイッチバックをなんとかするプロジェクト」を設立。

編集者としての経験から、鉄道と漫画を組み合わせた展示をするのがいいと考え、鉄道マンガ展開催を決めました。

神奈川県に住んでおられましたが、現在は奥出雲にも住居を借りて二拠点で活動中。奥出雲にいる時は通勤にほぼ必ず木次線を利用するくらい、木次線・出雲坂根スイッチバックを愛しておられます。

木次線・出雲坂根スイッチバックを盛り上げるため、今もスイッチバックの紹介やジオラマの改善などの活動中。

ここで、江上さんから皆さんへのメッセージを紹介。

「鉄道ファンや漫画ファンなど色々な方に来てほしいですが、ここは遠いです(笑)。けど、来るだけの価値はあると思っています。お越しの際は、ぜひ木次線を使ってみてください。お待ちしています。」

鉄道ファンや漫画ファン、そして地元の人も楽しめる「鉄道マンガ展@奥出雲」の期間は2022年11月23日まで。

また、同じく奥出雲町の絲原記念館では「簸上鉄道&木次線特別企画展」が開催中。木次線・スイッチバックを知ることができる絶好のチャンス!足を運んでみてくださいね~。

【関連記事】木次線の歴史にふれよう!カフェ隣接の絲原記念館で「簸上鉄道&木次線特別企画展」開催中

鉄道マンガ展@奥出雲(鉄の彫刻美術館)

テツドウマンガテン(テツノチョウコクビジュツカン)
電 話:0854-52-3111(道の駅奥出雲おろちループ)
住 所:島根県仁多郡奥出雲町八川2500-34[MAP]
営 業:10:00~16:00
料 金:第1会場は入場無料、第2会場は大人300円、中高生150円、小学生以下無料
会 期:2022年9月23日(金・祝)~11月23日(水・祝)

休 み:なし
駐 車:あり
情 報:HP Twitter

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
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