『松江ビアへるん』島根ならではのクラフトビールを造り続ける名門へ
ローカルブルワリーを体現する島根クラフトビール界の名門『松江ビアへるん』
松江市中心部、国宝『松江城』そばにあるクラフトビールの醸造所『松江ビアへるん(島根ビール)』。
クラフトビールが“地ビール”と呼ばれていた1999年4月に開業。20年以上もこの地で醸造を続け、島根のビール界をけん引する古豪の醸造所なんです。
『松江ビアへるん』の場所と駐車場
『松江ビアへるん』があるのは松江市黒田町の『松江堀川・地ビール館』内。「松江堀川遊覧船」乗り場に隣接していて、国宝・松江城からもほど近い観光エリアの中心にあります。
車の場合は、近くの有料駐車場「市営城山西駐車場」を利用しましょう。
営業時間は8時~17時、定休日は土・日曜。『松江堀川・地ビール館』とは異なるのでご注意ください。
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島根の気候風土や食文化を活かした“島根ならでは”のクラフトビール
松江市にあるクラフトビール醸造所『松江ビアへるん』。
「ヘルン先生」と親しまれ、松江をこよなく愛した文豪・小泉八雲にあやかってこの名がつけられました。
代表を務める矢野さんのこだわりは、日本の気候や日本人の舌に合ったビール造り。世界の伝統的なビール製法をもとに、北山山系の湧き水をはじめ、地元産大麦や多種多様な島根特産品・農産物を活かしたクラフトビール製造を行っています。
地元の恵みをフル活用し、丁寧に仕込まれたクラフトビールは、矢野さんが掲げる通り、日本らしく、それでいて島根ならではの唯一無二な仕上がり。
また醸造所が入居する『地ビール館』の店先では、ビールの原料となるホップを栽培しています。
日本では栽培が難しいと言われているホップですが、ビール文化を波及させる取り組みの一環で、年に一度、摘み取り体験のイベントも開催。いわば「島根ビール界の広報マン」の役割も担っているんですね。
そんな思いで仕込まれたクラフトビールは、自然豊かな島根で飲み干したくなる一杯。さらに島根の郷土料理に合わせればなおおいしい、そんな味わいに仕上がってます。
現在は定番4種と、月替わりで登場する2種をラインナップ。
なめらかな味わいとクリーミーな泡立ちが魅力の「ビアへるん-ヴァイツェン-」はフルーティーな香りで特に女性にオススメ。ご当地キャラ「しまねっこ」のラベルはお土産にもピッタリ。
この他、大田市にある酒蔵「開春」の酒米麹と清酒酵母を使った軽やかな飲み口が特長の「どぶろくビール おろち翠」、雲南市の生の青山椒を使った「山椒ホワイトエール」も島根ならではの味わいが楽しめてオススメです!
島根を愛し、島根に愛されるクラフトビール。地元食材を活かした料理との相性も◎
醸造所のある『松江堀川・地ビール館』では、『ビアへるん』の商品はもちろん、山陰の特産品を多数品揃え。
クラフトビールと、それに合う島根グルメを選んで、セットにしてお土産にしたら喜ばれそう。もちろん自分用をゲットするのも忘れずに。
またガラス越しに醸造風景が見えるビールカウンターで、ビールの飲み比べを体験できたり、2階レストランでは、地元のおいしい料理とできたてビールのペアリングも楽しめちゃいます。
島根の素材、風土、人との繋がりを活かしたビールは、松江ゆかりの文人を冠した屋号通り、物語のように飲むほどに世界観の沼にハマっていくはず。地元で愛され続ける島根発のクラフトビール、あなたもぜひ一度お試しあれ!
《島根県内のクラフトビール特集も参考に!》
地域密着型ブルワリー8選!お土産にも最適な島根のクラフトビール|しまね観光ナビ|島根県公式観光情報サイト
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部いしやん
島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部スタッフ。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
「日刊webラズダ」では編集デスクを務めています(ただの机です)。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)
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