歌いたくなる参道。益田市『高津柿本神社』で朝さんぽ

編集部あつきち
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『高津柿本神社』の参道からは、いろんな歌が聞こえてくる?

みなさんこんにちは。山陰のタウン情報誌ラズダの編集部あつきちです。

先日、益田市へロケに出た際、朝にちょっと時間があったので、益田市高津町の『高津柿本神社(たかつかきのもとじんじゃ)』を散歩してきました。

『高津柿本神社』は、「万葉集」の代表的歌人である、柿本人麻呂(かきのもとひとまろ)が祀られている神社。

柿本人麻呂は益田とゆかりが深く、益田市は「柿本人麻呂の最期の地」という説もあるとか。今年は没後1300年だそうですよ!

鳥居のそばには雰囲気のいい朱塗りの橋。

橋の下に流れる池には鯉が何匹も。人の気配を感じたのか、池から顔をのぞかせてました。

子どもとLet’sシング♪ 石垣の参道

真っ直ぐに延びる石垣の参道には、雪が少し残っていました。

参道は少々こう配がキツイので、特にお子さんを連れて行かれる際は足元にお気を付けください。

参道を登っていくと、両端にはいろんな季節の植物。

・・・と、あれ?なんか聞いたことあるこの歌。

ぼーくらはみんなー、いーきているー♪

みんな、小さい頃は絶対に歌ってますよね。

ほかにもいろいろ。

数えれば10、いや20以上(いや30以上?)の歌が飾られていたような・・・

季節を感じさせる「雪」や植物に関する歌もチラホラ。

♪ゆーきやこんこ あられやこんこ♪ など知ってる歌もたくさん。

すると目に入る季節の花。

歌も聞こえてきて、四季の花も観賞でき、朝からいい気分!

時間を忘れさせてくれる、季節の移り変わりを感じられる神社でした。

振り返れば絶景

しばらく参道を登り、だいぶ上まで来たなぁ~という時に、振り返るとこの景色!

朝からなんて気持ちのいい景色!

真っ直ぐ延びる参道、赤い石州瓦も見える石見ならではの街並み。

思わず「うわ~」と声がもれました。

石見の街並みを背景に、柿本人麻呂が詠われた和歌

石垣の参道を登った所には本殿があり、その隣には展望台っぽいスペースも。
柿本人麻呂氏が詠われた和歌。

この歌を少し調べてみたら、柿本人麻呂が石見の国に妻を残し、上京された時に詠まれた歌なんだとか。

ちょっぴり切ない、でも妻への愛情を感じられる歌ですね。

境内にはマップも掲示。遊歩道の道なりや季節の植物、トイレや駐車場の場所などが詳しく紹介されていました。

時間があれば、神社参拝をはじめ、園内のウォーキング、植物観賞、和歌など、ゆっくり時間をかけて楽しみたい。

高津柿本神社

タカツカキノモトジンジャ
住 所:島根県益田市高津町上市イ2612-1 [MAP]
駐 車:あり

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この記事を書いた人
編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部

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タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。

好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!

取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!

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