坂道の途中にあるレトロな無人駅「名和駅」【山陰の駅】
昔は軽食屋さんが駅の中にあった?大山町「名和駅」
こんにちは。山陰のタウン情報誌「ラズダ」の編集部あつきちです。
ラズダ読者さんの中に、大山町名和出身の方はいるのかな・・・? 今回紹介する「山陰の駅」は、大山町にある名和駅(なわえき)です。
駅名は「名和」ですが、駅の住所は大山町御来屋。
ちなみに名和駅の近隣には、“山陰最古の駅舎”がある御来屋(みくりや)駅があります。実は御来屋の駅舎には100年以上の歴史があり、有形文化財にも登録されてるスゴイ駅。
そんな御来屋駅の陰に隠れてしまいがちな名和駅ですが、きっとこの駅にしかない魅力があるハズ!というわけで、
名和駅にしかない、いいところ探しをしよう!!
駅の裏側に回ると「軽食 安兵衛」の文字。
駅の中には喫茶店があって、列車が到着するまでの間、ごはんを食べたりコーヒー飲めたりしてたのかな? 列車を待つ間の楽しみとして利用されていた場所だったのかも。
もし利用されていた方がいたら、喫茶がなくなってしまったのはとても残念ですね。
外に出てみると、景色がめちゃくちゃイイ~!
坂道の途中にある名和駅。高い場所にあるので、街並みを見下ろすことができます。さらに向こうには海も。うっすらと見える感じでしたが、これが夏になると、エメラルドグリーンに近い海景色が見られそう。
きっと列車の窓からの眺めもいいんだろうな~。
駅の裏には階段が!『名和公園』と繋がっていた
駅がある坂道を上ると『名和公園』があるんですが、この階段はその『名和公園』までつながっている階段でした! 不思議な造り~。
すると列車も来ました。
ちなみに『名和公園』にはすべり台やブランコ、さらに広い芝生広場もあるので休日の遊び場にピッタリ。
お子さんがいる方は、子どもと一緒に公園遊びをしたり列車を見たり、駅周辺を散歩たりして過ごしてみると良さそうです。
・・・ということで、“名和駅のいいところ”を探してみたわけですが、丘の上にある駅ならではの魅力がありましたね! 高い場所から町並みや海を眺められたり、楽しい公園と繋がっていたり。
名和駅に車の駐車場はないですが、公園駐車場は広いので、ぜひ遊びに出かけてみてください~!
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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