土から生まれるアート!伯耆町『大山焼久古窯』で陶芸体験してきた
伯耆町の窯元『大山焼久古窯』で陶芸体験!
こんにちは! 山陰のタウン情報「ラズダ」のライター、クロです。
今回は、鳥取県伯耆町にある窯元『大山焼久古窯(くごがま)』で陶芸体験ができるとのことで行ってきました!
陶芸体験は「手びねり」と「ロクロ」のどちらかを選べますが、今回は特別に両方体験させてもらいました♪
この日の体験者は、私のほかに幼稚園児もいました。
先生に作業工程を教えてもらったら、いざ陶芸体験スタート!
『大山焼久古窯』の場所、駐車場
場所は、鳥取県西伯郡伯耆町久古1401。営業時間は、10:00~17:00。定休日は不定休です。
大人になっても楽しめる粘土遊び「手びねり体験」
「手びねり」では、粘土を叩いて伸ばし、独自のかたちを形成します。
最初に、粘土を平らに整える作業があり、粘土の硬さにびっくり!もっと柔らかいものだと思っていました・・・!
しっかり力を入れて伸ばしていきます。なんだかそば打ちをしているような感覚。
ひんやりした感触の粘土に触れながら形を整えていると、粘土遊びをした子どもの頃を思い出しました。
抹茶椀の底部分を丁寧に取り付け、お椀が完成したあとは、いよいよ模様付け。
石こうで作られた様々な模様のスタンプやローラから好みのものを使用し、オリジナルの抹茶椀にしていきます。
出来ました、こちらが初めての陶芸作品!
と言っても、園児の作品ですが・・・。すご~く上手だったので、私の作品よりもこちらを見ていただきたくて!
ここから乾燥させたり、釉薬を塗ったり、焼いたりする作業が行われます。
完成までには約1ヵ月~1ヵ月半ほどかかるとのこと。
陶芸といえばこれ!「電動ロクロ体験」
陶芸といえば、やはりこの電動ロクロ!! 陶芸作家になった気分になれますよね。
手始めに、粘土の質を均一にしてロクロの中心にぴったり据える「土ころし」という工程がありますが、これは初心者には難しいため先生におまかせ。
準備が整ったところで、ロクロが回りはじめ体験スタート!今回はコーヒーカップを作ってみることに。
ロクロの回転に合わせながら粘土を整え、形を作り出していきます。
力加減と、手のバランスを取り続けるのが思った以上に難しい・・・!
先生にコツを教わりながらやっていると、徐々に慣れてきました。
油断していると、薄くなった粘土部分に力をかけ過ぎて、グチャって。笑
でも大丈夫!先生が修正してくれますよ~。気を取り直して慎重に。
そして、完成した作品はこちら!
最終的には思い描いた形に近いコーヒーカップが完成しました。なかなか上出来!!大満足です。
こちらも、「手びねり」と同様に焼き上がりまで約1ヵ月~1ヵ月半程度かかります。
どんな仕上がりになるのかが待ち遠しい。
「焼いてみないと分からない」のも陶芸の魅力
最後に、作品を焼く窯を覗いてもらいました。
工程としては「乾燥」→「約700度で素焼き」→「冷ます」→「釉薬を塗る」→「約1240度の高温で焼く」といった流れだそうです。
置かれた場所や釉薬の種類によって色合いなどが変わることも。
焼いてみないとわからない、そこにも陶芸の魅力があります。
窯元にはショップも併設
『大山焼久古窯』は、大正時代に途絶えてしまった大山焼の伝統を蘇らせ、昭和45年に再興した窯元。
大山麓の静かな場所にあり、陶芸体験ができる工房のほか、ショップも併設。
コーヒーカップやお皿、一輪挿しなど様々な作品があるので、ご来店の際にはぜひ立ち寄ってみてください。
『大山焼久古窯』の陶芸体験の料金は、1作品2500円。前日までに電話での予約が必要です。
先生が丁寧に教えてくれるので、初心者でも気軽に参加できますよ♪
ぜひ、世界にひとつしかない、オリジナルの作品を作ってみてはいかがでしょうか。
今回の体験以外にも、絵付けや陶芸教室も行われていますので、気軽に問い合わせてみてください!
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。
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この記事を書いた人
クロ
鳥取県米子市出身。アクティブなアウトドア派っぽいけどインドア派。山陰の自然と食べることが好き。でも、野菜と大豆が苦手。