ピーク間近かも。日南町『大石見神社』で見られる珍しいイチョウの木
葉っぱにくっつくギンナンがかわいい。日南町の紅葉の名所『大石見神社』
山陰各地で紅葉が見ごろ!
黄や朱色の葉っぱが目を癒してくれる紅葉シーズン。どこか、お出かけされましたか?
今回紹介するのは、鳥取県日南町にある『大石見神社(おおいわみじんじゃ)』。なんでも珍しいイチョウの木があるらしい。
神社までは米子市内から車で約1時間。中海圏から向かう人は、紅葉観賞に加えてドライブも楽しめます。少し標高の高い場所にあるので、気温はちょっと低め。
それにしても、珍しいイチョウの木ってどんな木だろう?
神社にお邪魔したのは11月7日。山門をくぐると、堂々たる社殿が待ち構えています。
紅葉ピーク時には、社殿の前がイチョウで埋め尽くされ黄色いじゅうたんに。訪問時は、パラパラと落ち葉が見られるほどでした。
『大石見神社』の場所、アクセス
『大石見神社』の住所は鳥取県日野郡日南町上石見819。
広い駐車場あり。
本殿前の2本の御神木のうち1本は天然記念物!
参拝を済ませ、境内をぐるりと散策。
社殿前に一対になる巨木があり、神社の御神木でもあります。珍しいイチョウの木は、2本の御神木のうち、社殿に向かって右側(東側)の巨木のことらしい。
↓写真の右側に立つ木が「オハツキ・タイコイチョウ」という種類のイチョウで、これが全国的にも珍しいものなんだとか。
「オハツキ・タイコイチョウ」。
ちょっと覚えにくい名前だな~なんて印象でしたが・・・。
「オハツキ」は「御葉付」の意味。ほかのイチョウとは違って葉っぱの上に直接種子(ギンナン)ができるのが特徴。また、ここ『大石見神社』のオハツキイチョウは、葉の上に付く2つのギンナンが太鼓のような形に見えることから、「オハツキ・タイコイチョウ」と名付けられたみたいです。
「オハツキ・タイコイチョウ」の幹をよく見ると、コブみたいに盛り上がっているところがある! これも「オハツキイチョウ」の特徴とか。
『大石見神社』の「オハツキ・タイコイチョウ」は昭和45年2月20日に県の天然記念物に指定されました。
まだ青い部分もあったので、見ごろはこれからのよう。
黄色とグリーンのコントラストも、それはそれでキレイ。
全国的にも珍しい「オハツキイチョウ」。鳥取県内ではほかに、八頭町福本でも、見られるみたいですよ!
紅葉もこれから。まだまだ、楽しみたいですね。
大石見神社
オオイワミジンジャ
住 所:鳥取県日野郡日南町上石見819 [MAP]
駐 車:あり
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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