【食べなきゃソンソン!vol.13】隠れた松江B級グルメ! 宍道駅前の「カツライス」
ボリューム満点! 松江市宍道町の『御食事処こわた』の「カツライス」
松江にお住まいの方で『お食事処 ふの@松江市南田町』の「カツライス」はご存知な方も多いと思うが、「カツライス」といえばもともと松江の古い洋食屋や食堂、喫茶店などの定番メニューのひとつ。ワンディッシュにご飯と野菜、その上にトンカツを乗せてデミグラスソースをかけたのが王道だ。
松江の老舗洋食店『西洋軒@松江市片原町』が発祥とも言われるが、近年は市内に残る提供店が閉店するなど年々数を減らしつつあるのが現状で、絶滅の危機にあると言ってもよい。だからこそ、ぜひこの機に注目してもらいたい「松江B級グルメ」なんです。
ここ『御食事処こわた@松江市宍道町』も古くから「カツライス」を提供する老舗食堂のひとつ。
カレーライスを盛るような深さのある器に、ラグビーボール型のこんもりライス。さらにキャベツ、キュウリ、トマト、マッシュポテト、福神漬までが添えられる。その上にドンとトンカツが鎮座し、たっぷりのデミグラスソースがかかる正統派の「カツライス」。
デミグラスソースはやや塩味が効いたタイプ。揚げたてアツアツのトンカツもシッカリめの下味がつけられていて、どちらかと言えば『お食事処 ふの』のスッキリ味に比べるとライスを欲するタイプ。ボリュームもたっぷりで十分に満腹となることうけ合いだ。
現在「カツライス」の生息に関しては松江市内だけで20軒程度。そのほかの地域でも10軒以上は残っているとみられるので、折をみて紹介していきたいと思います。
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この記事を書いた人
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めんあるき
本職はフリーカメラマン。ラーメンの食べ歩きをライフワークとする自他ともに認めるラヲタカメラマン。その他B級グルメをはじめ、美味いもの大好き。地元フリーペーパーLazudaにて連載コラム「食べなきゃソンソン!」も執筆中。
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