松江の名店『味富』の味噌ラーメンと名物「ぎょうさん」を堪能【老舗探訪!vol.3】
松江市の老舗『味富』でどこか懐かしい昭和の味を堪能
『味富』は昭和40年頃に、松江市で初めて味噌ラーメンを提供したお店で、ラーメンのルーツは函館にあるそうです。
函館と聞くと塩ラーメンのイメージが強いが、やはり看板メニューともいえる「味噌ラーメン」を注文する。イヤな味噌臭さがなくスッキリとしたスープ。余分な甘さやうま味も抑えられていて、味噌本来の持つ塩分とうま味に、こんもりと盛られたミンチとモヤシの香りとうま味が加わるじんわりとやさしい美味さ。
麺はストレート中太麺。境港の製麺屋だそうだが、食感が良く、スープとの相性もいい。スープを飲み、麺をすするごとに美味さが増してくる。
半分くらい食べ進んだところで、店主・山崎さんから「テーブルの辛みそを山盛りに入れてみて」とアドバイスを頂く。すると、スッキリスープに香ばしい風味と、ピリッとアクセントが加わることでひと味深みが増しいいですね。
最後は底に少し残ったミンチとスープにほんのわずかの酢を入れ、後口さっぱりと飲み干すのが味富スタイルだ。
そして忘れてはいけないのが味富名物の「ぎょうさん」。普通の餃子の2倍くらいある丸い餃子が「ぎょうさん」である。
たっぷりの油で揚げるように焼きアツアツでミンチ、ニンニクたっぷりで美味い。1人前6個だが意外とペロリといけてしまうクセもの。テイクアウトも可能なので、事前に電話予約しておくとスムーズだ。
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この記事を書いた人
フリーカメラマン
めんあるき
本職はフリーカメラマン。ラーメンの食べ歩きをライフワークとする自他ともに認めるラヲタカメラマン。その他B級グルメをはじめ、美味いもの大好き。地元フリーペーパーLazudaにて連載コラム「食べなきゃソンソン!」も執筆中。
【ブログ|麺ある記 山陰 ~松江・島根・鳥取・ラーメンの旅~】
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