こんにちは！ 山陰のタウン情報「ラズダ」編集部みのりんです。

朝晩の冷え込みに冬の訪れを感じる11月。寒くなると、やはり行きたくなるのが温泉です。

山陰にはたくさん温泉地がありますが、今回は大田市の温泉津温泉をピックアップ！

歴史ある建物が並ぶ温泉津温泉街。旅情にあふれる町並みは、どこを撮っても絵になります。最近ではNEWオープンの話題店も続々と。

今回はそんな温泉津温泉街のオススメスポットをご紹介！

ノスタルジックな街並みを歩けば、身も心も癒されること間違いなしです。

湯の町の中心でひと際目を引く『温泉津温泉 薬師湯』。大正初期に建てられた木造洋館の旧館とともに、温泉街で威容を誇る町の名物です。

温泉津温泉はその泉質も自慢で、特に『薬師湯』は日本温泉協会の天然温泉審査で最高となる「オール5」を取得。温泉ソムリエ家元からは「ダブル美肌の湯」と太鼓判を押されています。

自然湧出の源泉100％かけ流しの温泉は薬湯として知られ、肌にやさしく、体の芯からポカポカに。

湯船のまわりに堆積した湯の花も、泉質の高さをうかがわせますね。

薬師湯

ヤクシユ
電 話：0855-65-4894
住 所：島根県大田市温泉津町温泉津7 [MAP]
営 業：9:00～21:00、土日祝8:00～21:00
休 み：無休
料 金：入浴大人600円、子ども300円＊貸切湯（薬師湯40分大人1000円、子ども500円。別館40分大人1600円、子ども800円）事前予約推奨
駐 車：30台
情 報：HP

湯上がりには、お隣のカフェ『内蔵丞（くらのじょう）』で特製スイーツをどうぞ。

カフェは築100年余りの大正時代の木造洋館で、そのレトロ感が多くの方を魅了します。店内には450年住み続けるオーナー家で使われていた家具が置かれ、その重厚さと雰囲気にうっとり。

料理は地元の食材でヘルシーなメニューを開発し手作りで提供。

源泉で蒸した「野菜蒸し」や、オーナー家で代々伝わる汁かけごはんに温泉水で蒸す野菜蒸し、温泉卵をセットにした「奉行飯」など。

食事メニューも楽しめ、温泉と食事で心身ともに整う癒しのひと時を過ごせますよ♪

震湯カフェ内蔵丞

クラノジョウ
電 話：0855-65-4126
住 所：島根県大田市温泉津町温泉津7 [MAP]
営 業：11:00～17:00
休 み：木曜
駐 車：30台
情 報：HP

↓↓徒歩４分↓↓

2023年にオープンしたばかりの『ゲンショウシャ』。

作家でもあるオーナーが手掛けた店内空間には、アートコレクターの顔を持つシェフのアート、選書家によりセレクトされた本が並びます。訪れるたびに異なる文化との出合いを楽しめる注目のお店。

喫茶では、スパイスカレーと地域の里山の資源を使った野草茶を提供。そのほか薬膳・ハーブに絡めたハイボールやリキュールほか、スパイス料理に合わせたナチュールワインやコーヒーなども揃います。ヴィーガンにも対応可。

「スパイスカレー ３種のあいがけ」は、出汁の効いたチキンキーマなど、常時5種類のカレーを自由に組み合わせできます♪

味はさることながら、華やかな見た目は思わず写真を撮りたくなっちゃいますね。

また店内では、温泉津の最古窯の一つに数えられる「松渓山窯(しょうけいざんかま)」の焼きものをはじめ、オリジナルのカレースプーンやオリジナルブランドの野草茶を販売。

ここでお土産を探すのも良さそう。

本と喫茶のゲンショウシャ

ゲンショウシャ
住 所：島根県大田市温泉津町温泉津ロ160 [MAP]
営 業：11:00～14:00，18:00～22:00、土日祝11:00～22:00
休 み：水・木曜
情 報：HP　Instagram　LINE

↓↓徒歩１分↓↓

ショップ＆ギャラリー「時」、カフェ＆スナック「津」、サウナ「風」の3つの要素がそろう複合施設。こちらも2022年にオープンした新スポット。

ショップでは地元の作家やメーカーとコラボで開発した商品が購入できます♪

ほかにもオリジナルのサウナ関連グッズや、WATOWAやカフェ＆スナック津で実際に使っているテーブルウェア、里山事業で生産したグッズなど、個性的な商品が揃いますよ！

カフェ＆スナックでは、地元食材を使った料理を提供。朝７時からモーニングが食べられるので、朝湯の後にゆっくりいただけば充実したスタートが切れそう。

サウナでは、地場産業の石州瓦とコラボレーションしてオリジナルサウナストーンを使用。サウナ室や水風呂には石見の建築材を使用したオリジナリティの高いこだわりの空間です。

イベントなども開催予定みたいなのでインスタグラムでチェックしてみて♪

時津風

トキツカゼ
住 所：島根県大田市温泉津町温泉津ロ23 [MAP]
情 報：HP　Facebook

温泉津の温泉は1300年以上前に開湯したと伝わる古湯の里。 薬効の高さには定評があり、県外からも癒しを求めて温泉客が集う島根県屈指の湯治湯です。

冒頭で紹介した『薬師湯』以外に、公衆浴場『泉薬湯 温泉津温泉元湯』も薬湯として知られています。

こちらは『元湯』の向かいにある旅館『長命館』さんの建物。ジブリ映画に出てくる油屋に似てる・・・！

ボーっと眺めたくなる風景ですね。

歩いていると思わずクスッと笑ってしまうような提灯やポスターが所々に。お気に入りを見つけてみて♪

今度のお休みは温泉津温泉にでかけて、まちの雰囲気もまるっと楽しんでみてはいかがでしょうか。