やはり「かつ丼」は“そば屋に限る”!松江市『橘屋そば店』
松江市『橘屋そば店』のかつ丼は、そばのカエシを使った甘辛い出汁が染みた絶品
食べなきゃソンソン!vol.118@松江市
私にとって「かつ丼」は、若いころに東京暮らしで憶えた、関東風のそば屋の味が濃いもの。一方、山陰の一般的な「かつ丼」は、薄口甘めの関西風が主流。
久々に自分好みのうまい「かつ丼」が食いたいと思い、向かったのは昭和50年創業の老舗そば屋『橘屋そば店』。
自家製粉の手打ちそばはコシ、香り、のど越し良しでうまいが、「かつ丼」も負けず劣らずの人気の逸品だ。
昼は丼ものに、ミニ蕎麦orミニうどんが130円でセットにできる。この日は割子を一枚お願いした。
そばのカエシを使った、甘辛い出汁が染みた熱々のかつをかじり、ご飯をほお張る。
「これこれ!これがかつ丼」と、つい口元が緩んでしまう。店主は関東での修行経験があり、丼ものの汁にはそばのカエシを使うのが当たり前だそうだ。
製粉から「三たて」のそばはコシ、香り、のど越し良し。「カツ丼」を食べに来たよと言っても、そば屋には入ったのでそばは外せない。
同じカエシのつゆでいただくそばと、カツ丼の相性は間違いない。やはり「かつ丼」はそば屋に限りますね。
ごちそうさまでした。
橘屋そば店
電 話:0852-25-0496
住 所:島根県松江市東本町2-64 [MAP]
営 業:11:00~14:00,17:30~22:00
休 み:日曜
駐 車:なし
情 報:Facebook
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この記事を書いた人
フリーカメラマン
めんあるき
本職はフリーカメラマン。ラーメンの食べ歩きをライフワークとする自他ともに認めるラヲタカメラマン。その他B級グルメをはじめ、美味いもの大好き。地元フリーペーパーLazudaにて連載コラム「食べなきゃソンソン!」も執筆中。
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