「暇」にお茶を添えて有意義な時間を。『五臓円茶房いとま』-鳥取市

編集部あつきち
編集部あつきち

鳥取市の現存最古のビルで“茶禅”!『五臓円茶房いとま』

みなさん、こんにちは。突然ですが、

「お茶を飲む習慣はありますか?」
と聞けば、きっとほとんどの方が「ある」と答えるのかと思いますが、

「お茶の正しい淹れ方を知っていますか?」
と聞くと、答えは分かれるのではないでしょうか?

お茶、日本人にとって身近な存在ですが、ちゃんとした淹れ方って知らないかも・・・!

鳥取市内にある「五臓圓ビル」。ビル2階にある『五臓円茶房いとま』では、お茶を通した禅問答ともいうべき時間が体験できるとのこと。

お茶の知られざる魅力を体験すべく、お店へお邪魔してきました!

『五臓円茶房いとま』で高級茶「玉露」を体験

『五臓円茶房いとま』は東洋と西洋が同居する非日常空間。お茶と向き合う静かな時間がお待ちかねです。

店主の手ほどきを受けながら、高級茶として名高い「玉露」をいただきます。

ほんの10mlほどのお茶を、心ゆくまで何杯でも。

少しの量でも、気品ある香りが口の中にぱぁっと、花開きます。うま味、甘み、ほんのり渋みを舌の上で感じる贅沢な時間。

〆には茶殻を。テアニンをはじめとするうま味成分、ポリフェノールやビタミン類などの栄養素を含む茶殻。少しの塩と一緒にいただきます。

お茶を丁寧に淹れる、味わうことで、頭の中がどんどん軽くなっていくような不思議な体験。ただお茶を飲む行為も、丁寧にたしなむことで禅や瞑想のような時間を過ごせるのです。

お茶の文化を現代に繋ぐ『五臓円茶房いとま』

鳥取市にあるビルの中で、現存最古とされる「五臓圓(ごぞうえん)ビル」。

『五臓円茶房いとま』はその2階にあり、玉露と煎茶を中心とした、お茶を楽しむためのカフェです。

店名の「いとま」は「暇(いとま)」、また「居と間」の意味を持ち合わせています。

「忙しい日々の中でも、この場所に来れば本当の自分に戻り、ゆとりある時間を過ごせる」。そんな場所を提供したいとの思いで、2022年にオープンしました。

店主の大丸さん、自身の茶道の経験をもとに、お茶の淹れ方や魅力と、多様な茶文化を教えてくれます。

メニューは「玉露」と「煎茶」をメインに、「かぶせ茶」、「鳥取紅茶」、「鹿児島紅茶」、「水出しコーヒー」など。

イチオシはやはり「玉露」。玉露の中にも、京都産「蘭/宇治」、福岡産「碧/八乙」(各1200円)などがあり、時期によって変わることがあります。四季のお茶を楽しみに行くのも醍醐味。

お茶を通して出会う本当の自分

茶菓子が付き、自分で淹れて楽しめるのはメニューの中で「玉露」のみ。

二煎、三煎と飲み進む中で、ちょっとした味や温度の変化に気付いて、「今の瞬間」に集中できます。すると、小さな悩みや不安に対する「自分との対話」ができて、これを「瞑想」、ひいては“茶禅”と呼ぶのだと感じました。

友人、家族と出かけるのもよし、一人でもよし。日々の忙しさから解放され、それぞれが特別な非日常時間を楽しめるはず。(個人的には・・・一人での訪問がオススメ♪)

スッと背筋が伸びて、ちょっとだけ前向きにもなれる場所。

歴史的建造物として保存される貴重なビルで、貴重な体験をしてみませんか?

【ビルの紹介記事】
鳥取市の現存最古のモダン建築『五臓圓ビル』が最強すぎる【山陰フォト散歩】

『五臓円茶房いとま』の場所、駐車場

鳥取駅から車で10分圏内の「五臓圓ビル」2階にあります。駐車場はビル横の無料駐車場28、29番。

営業日は水~土曜。11:00~17:00(OS16:30)、土曜のみ10:00~18:00(OS17:00)営業です。

五臓円茶房いとま

ゴゾウエンサボウイトマ
電 話:0857-29-6086
住 所:鳥取県鳥取市二階町2-207 五臓圓ビル2F [MAP]
営 業:11:00~17:00(OS16:30)、土曜10:00~18::00(OS17:00)
休 み:日~火曜、祝日
駐 車:2台

情 報:Instagram オンラインショップ

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編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部

編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。

好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!

取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!

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