出雲市『Cocos Aburaya』南国気分で「八重山そば」を味わえるカフェ

めんあるき
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出雲大社・稲佐の浜近くの沖縄テイストなカフェ『Cocos Aburaya(ココスアブラヤ)』

食べなきゃソンソン!vol.126@出雲市

沖縄へ行ったことはないが、「沖縄そば」は山陰でも提供する店があり、何度かいただいたことがあります。けれども「八重山そば」は未食。

そんな中、偶然見つけたのが油屋蒲鉾さんが営む沖縄テイストなカフェ。油屋蒲鉾の社長・表森田さんの祖父(創業者)は、石垣島(八重山)のご出身。祖父の思い出を少しでも残したいと、沖縄の海をイメージしたカフェを始めたそうだ。

冬季は休業中のため、4月の再開を待ってお邪魔してきました。

郷土料理「八重山そば」と魅力的なスパイスのハーモニー!

八重山の郷土料理「八重山そば」は、石垣島から取り寄せた細めのストレート平打麺を使用。

そばと言ってももちろん日本蕎麦ではない。一般的な沖縄そばと同様に、小麦粉に灰汁、かん水を加えて打ち、そして茹でた後に油処理をした中華麺の一種。

細めでストレートなのが「八重山そば」の特徴らしい。

ツルツルとした口当たりに、パツっとした歯切れ。一般的な中華麺やうどんとも異なる独特な食感は、八重山(沖縄)そばならでは。

出汁はカツオと昆布に、ソーキのうま味が合わさり、あさっさりとしながら深みを感じる味わい。柔らかくトロトロっとしたソーキの甘辛い味がいい役をしています。

赤板とあごのやきが出雲の蒲鉾屋アレンジで微笑ましい。

テーブルスパイスで出していただいたのが「コーレーグース」と「ピパーチ」。

「コーレーグース」は沖縄そばのスパイスとして私も馴染があるが「ピパーチ」は初めて。八重山諸島を代表するスパイスで、“島こしょう”のことだそうだ。

「八重山そば」には欠かせないスパイスで、甘い柑橘のような独特な香りが特徴。ひと振りすれば、甘い香りによって味わいが広がります。「八重山そば」ならではの楽しみ方ですね。

最後までおいしくスープまで完飲完食。沖縄気分を満喫させていただいた。

「八重山そば」のほか、「八重山焼きそば」や「ソーキかつお出汁カレー」、「あごメンチカツバーガー」、「エビカツバーガー」などもそろう。

この日は「八重山そば」のおともに「あごメンチカツバーガー」を注文。パテが肉じゃないだけで、罪悪感なくヘルシー感覚でおいしくいただきました。

ごちそうさまでした。

Cocos Aburaya

ココス アブラヤ
電 話:0853-53-2324
住 所:島根県出雲市大社町杵築北2660-22 [MAP]
営 業:11:30~20:00*時期により変動あり
休 み:火〜金曜
駐 車:あり
情 報:HP Instagram

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フリーカメラマン

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本職はフリーカメラマン。ラーメンの食べ歩きをライフワークとする自他ともに認めるラヲタカメラマン。その他B級グルメをはじめ、美味いもの大好き。地元フリーペーパーLazudaにて連載コラム「食べなきゃソンソン!」も執筆中。

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