山里に潜む絶品コク旨ラーメン。浜田市下有福『らーめん善』
ラーメン好きの間で話題。濃厚なのにあっさりでうまい浜田市『らーめん善』
食べなきゃソンソン!vol.128@浜田市
山あいの浜田市下有福に、2019年5月にオープンした『らーめん善』。静かな山里にありながら、ラーメン好きの間でしばしば話題になるお店です。
行ってみると、確かにポツンと立つ立地で国道からも少々遠い。わざわざ目当てにしなければ、まず訪れることはない。そんなロケーションで、ラーメンがうまいと話題になっているならば、うまいに違いない!ということで早速、実食です。
メニューは基本の「善らーめん」にはじまり、
- 善玉らーめん
- 善玉チャーシューめん
- 塩らーめん
- 塩玉らーめん
- 塩玉チャーシューめん
- 旨味噌らーめん
- 旨味噌バターらーめん
- ネギ味噌らーめん
- ピリ辛坦々麺
それに「若鶏からあげ」や「チャーシューめし」、「ライス」。初訪問なので基本の「善らーめん」をお願いする。
こまかく背脂が浮かぶ白濁したスープは、芳醇な醤油にほんのりと野趣を感じられる豚骨のコク。そこへ鶏ガラのすっきりとしたうま味が合わさり、さらに魚介系のうま味が下支えする、重層で重奏な味わいでうまい。
濃厚なのに、けっこうすっきりといただけます。
麺は大阪から取り寄せるという、スルスルとした口当たりに、モチっとした食感の中細ちじれ麺。
トッピングは大ぶりのチャーシューにメンマ、ネギ、のり。
特筆すべきは大ぶりのチャーシュー。国産の豚肩ロースを燻蒸した後、熱いタレに数時間漬け込む独特な調理法だ。薫香が豊かでタレと肉のうま味をほど良く感じられる釜焼き風で美味。
今回は「善らーめん」をいただいたが、このチャーシューがどんぶりの縁からあふれるように5枚トッピングされる「善玉チャーシューめん」が絶対にオススメだろう。
いろいろな要素があるラーメンなので、お客さんからは「家系」とか「尾道系」とか言われるそうだが、私には「善らーめん」は「善らーめん」であり、ここに来ないと食べられない一杯だと思う。
また機会があればぜひおじゃましたい。ごちそうさまでした。
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この記事を書いた人
フリーカメラマン
めんあるき
本職はフリーカメラマン。ラーメンの食べ歩きをライフワークとする自他ともに認めるラヲタカメラマン。その他B級グルメをはじめ、美味いもの大好き。地元フリーペーパーLazudaにて連載コラム「食べなきゃソンソン!」も執筆中。
【ブログ|麺ある記 山陰 ~松江・島根・鳥取・ラーメンの旅~】
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