断崖絶壁「真島」から見る景色が絶景すぎた-江津市

編集部あつきち
編集部あつきち

ちょっと危険なので読者の代わりに行ってきた。陸続きの島「真島」

島根県西部に位置する江津市(ごうつし)で、海沿いの道をドライブ中、海に浮かぶ、陸続きの島を発見。

ココまで、登ってきました!

鳥居、その両脇には狛犬っぽいものが。

ここ、江津市和木町にある「真島(ましま)」というスポット。

真島がある場所は、なんと北緯35度線が通る江津市の最西端地点でもあるそうですよ!

真島とは?

角の七浦のほぼ中央に位置する陸続きの島。「角の七浦」とは、江津市波子から渡津までの海岸線一帯を総称した江津市中西部の沿岸のこと。

あの鳥居が立つ場所からは、どんな景色が広がっているのだろう!? 少し足場が悪い場所なので、読者さんの代わりに「ラズダ」が行ってきます!

※真島は個人が管理する敷地。今回は特別に許可をいただき登ってきましたよ。

\てっぺんを目指してスタート/

ふかふかと柔らかい砂地で、砂浜を歩いているみたい。

植物がたくさん生息しています。砂に足を奪われながらもゆっくりと進みます。

東の方を向くと、遠くに日本製紙の煙突が見えた!

この植物なんだろう? 多肉っぽい。

真島には、難所がたくさんあります。

この細い道を進まないと、先へ進めません・・・!

わたし、生きて帰れるかな。

そして最後の難所。不ぞろいな階段は、足元を見ながら一歩一歩慎重に。

ゴール目前ながら、すでに眼前には絶景が広がります。

海はかなりクリア。底まで見える海の透明度に、目を奪われて落ちないよう気を付けて進みます。

わたし、生きて帰れるかな(2回目)。

狛犬さんたちがいる場所へ到達

登り始めてから10分も経たないくらいで到着!!

一対になった狛犬と、石見地方の絶景。西へ向かってずーっと続く山並みは、見ていて爽快な気持ちに。

海に向かって右側の狛犬の向こうに、石見地方らしい赤瓦の町並みを一望。

江津市は、日本三大瓦のひとつである石州瓦の産地。う~んイイ眺め。

・・・そしてみなさん、気づきましたか?

狛犬をよくよく見ると、神社などで見かける石の狛犬ではなく、陶器のように見えます。

もしかして「石見焼」かな~!?

いつからこの場所にいるのか、埋没した鳥居には「昭和」の文字。

30年以上も真島に立ち、海を見守ってきた狛犬・・・。破損している箇所も。

なんだかご利益ありそう。口を開けている方には小銭が入っていました。

管理人さんによると、昔はこの場所にお社や松の木があり、漁業の繁栄などを願ってきたのだとか。

真島のてっぺんからは、石見地方の魅力を感じられる絶景。それは、行きがけの恐怖心を忘れてしまうほど、美しいものでした!

写真で伝わったらうれしいな~。

【おまけ】真島は夕景が自慢!

真島は東西を一望できるスポットで、地元民に訪ねると、口をそろえて「夕日が美しい場所」だと教えてくれます。

お昼で立ち寄ったお店の方に、「真島に行ってきたんです」と話すと、「あそこは夕方が最高だよ~」と日没時の写真を見せてくれました。

刻々と海へ沈んでいく夕日。真島に登らずとも眺められるので、石見地方へのお出かけ、ツーリングがてらに立ち寄ってみてください♪

真島

マシマ
住 所:島根県江津市和木町 [MAP]
駐 車:なし

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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この記事を書いた人
編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部

編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。

好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!

取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!

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