子連れで体験!江津市『うま牧場Lerai(レライ)』で馬に乗り大地を歩く

編集部あつきち
編集部あつきち

江津市『うま牧場レライ』で乗馬体験!深呼吸がはかどる癒やしアクティビティ

江津市後地町にある『うま牧場Lerai(レライ)』。

木々の緑や空の自然を感じる牧場で、乗馬体験などを通じ、馬とふれ合えるスポットです。

『レライ』のオーナー石原愛子さんは、2年前に埼玉県からUターン。

牧場の相棒・レラちゃんを引き連れる姿がカッコいい!

乗馬の楽しさはもちろん、動物の気持ちを感じ取ったり、癒やされたり、時にはちょっとだけ困ったり。『うま牧場レライ』では、馬相手だからこそ感じられる体験がいっぱい。

今回は実際に馬に乗って、ふれ合って、『うま牧場レライ』の魅力をご紹介!

『うま牧場レライ』の場所、アクセス

住所は江津市後地町2396。最寄り駅は「浅利駅」、近くにはカフェ『風のえんがわ』があります。

江津市の東側に位置し、松江市内からなら、山陰道を利用すれば1時間半ほど。駐車場は牧場敷地内にあり。

馬と心を通わせて人馬一体に!実際に乗馬してみました

島根県にUターン後、雲南市の牧場での修行を経て、『うま牧場レライ』をオープンした石原さん。

元々、乳牛を飼っていた実家の敷地を活用。広い牧場で家族、2匹のネコ、2頭の馬たちと暮らしています。

『うま牧場レライ』にいるのは、真っ白な体が美しいレラちゃん(10歳)と、小さなポニーのミラミスくん(15歳)。

今回体験する「馬との出会い体験」(要事前予約)には、

  1. エサやり
  2. ブラッシング
  3. 一緒に歩く
  4. 馬に乗る

4つのコンテンツが含まれています。

「馬との出会い体験」スタート!

レラちゃんと距離を縮めるべくまずは「エサやり」。石原さんに馬の特徴などを教わりながら、エサを渡していきます。

名前を呼んだり、「よろしくね!」と声をかけながら。草をレラちゃんの口元へ・・・。

食べてくれた~!

聞いていて気持ちが良いそしゃく音。食欲をかき立てられる・・・!

最初こそ大きな口や舌にビックリしますが、レラちゃんは上手に草を食べていくのでご安心を。

  • 馬は鼻と耳がいい
  • 視力はぼんやりとしてるけど、360度見渡せる
  • 舌をぺロペロ舐める、後ろ脚の片足をツンと立てている時は、リラックス状態

ふれ合いを通じて、初めて知る馬の知識が続々と!

馬にちょっと詳しくなったところで、いよいよ乗馬体験。

よく乗馬しに来るご近所さんが来ておられたので、乗馬の様子を見せてもらうことに。

今回は特別にお手本付き(笑)。

「だんだん楽しくなってくるよ」と、乗馬は慣れっこのご近所さん。最後はピースサインも見せてくれました♪

次は私の番!自分よりも大きい馬にドキドキ。

最初は力が入るけど、リズミカルに歩くレラちゃんにだんだんと慣れて行き、自然と背筋も伸びていく感じ。石原さんが引いてくれるので安心ですね。

このまま丸馬場を3周。外の空気も気持ち良くて、非日常感たっぷり!

「一緒に歩く」引馬体験も

見てると簡単そうに見える引馬、これが意外と難しい!

自分が進む方向が曖昧だと、ついて来てくれなかったり、草を食べに変な方向へ引っ張られたり。馬の方が力持ちなので、どっちが引いているのか分からない状況に(苦笑)。

馬と信頼関係を築くことが大切なので、最初のふれ合い時点で寄り添ってあげる気持ちが大事。レラちゃんが自分の後ろを歩くようになると、自信につながってきます♪

「馬との出会い体験」は1人2500円(30分)。「家族割り」として2人で体験すれば3000円で体験可能です。

体験は事前予約制。体験希望日が決まったら、インスタグラムDM、またはLINEメールのいずれから申し込みしましょう!

人の気持ちを育ててくれる乗馬!石原さんの夢

「馬を中心とした生活が人間を豊かにする」を信条に、馬と過ごす生活を大切にしている石原さん。この言葉は石原さんの馬の師匠であり、ホースセラピーの草分け的存在、寄田勝彦さんの言葉。

「馬は人間を成長させてくれます」と話す石原さんは、スッと伸びた姿勢と、穏やかな笑顔が印象的。

乗馬は「ホースセラピー」として、医療の観点からも注目を集めています。ドイツでは医療の一環として、なんと保険が適用されることがあるのだとか!

乗馬には、姿勢改善や筋力向上だけでなく、自己肯定感や意識向上といった、メンタルケアの効果が期待でき、リハビリに活用されています。歩けなかった人が乗馬を通じて歩けるようになったという事例も。

石原さんの夢のひとつ、それは「馬のフリースクール」をつくること。

不登校で悩んでいる子どもや親に対して、子どもの選択の幅を広げたいという想いがあり、自由な生き方の提案をしたいと考えています。

その熱い想いが実を結び、『うま牧場レライ』は2023年開催の江津市のビジネスプランコンテスト「Go-Con」で優勝!

親子で一緒に乗馬しませんか?夏休みの思い出づくりに最適

乗馬や引馬の体験を通じて馬とふれ合える『うま牧場レライ』。

馬の気持ちに寄り添い、生き物をより身近に感じられます。感情も刺激されるので、子どもにとってもいい経験に♪

ミラミスくんも待ってるよ

乗馬体験の相手はレラちゃんですが、牧場にはポニーのミラミスくんもいます。

牧場に来た時は、少し弱っている状態だったらしいのですが、今は肉付きも良く、たくましく成長しています。

「良かったら裸馬(はだかうま)を体験してみますか?」と石原さん。

鞍(くら)を付けずに乗馬する「裸馬」をミラミスくんでさせてもらいました!鞍がないとさらに不安定だけど、馬の筋肉の動きなどが直に伝わり、より馬との一体感を感じられる貴重な体験でした。

\2頭の馬へ会いに行ってみて!/

うま牧場Lerai

ウマボクジョウレライ
電 話:080-3495-8114
住 所:島根県江津市後地町2396 [MAP]
営 業:土日祝9:00~12:00,13:00~17:00*要事前予約 (「不登校の子ども向けLerai木曜学校」は木曜9:00~12:00)
休 み:月~金曜*土日祝のみ営業
駐 車:あり
情 報:Instagram

【近くのおすすめスポット】江津の古民家カフェ『風のえんがわ』は気分がスッキリする穴場。地元の厳選食材によるランチ&スイーツも美味

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

★あなたからの情報提供お待ちしてます!

シェアする!
このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事を書いた人
編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部

編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。

好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!

取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!

【あつきちの過去の記事一覧はこちら】


あつきちのInstagram