小泉八雲「怪談」出版120周年!地元作家とのコラボ商品が登場

編集部かの
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小泉八雲や「怪談」のキャラクターをあしらった松江工芸とのコラボ作品が登場

こんにちは! 山陰のタウン情報「ラズダ」編集部かのです。

”ヘルンさん”の愛称で知られる明治時代の作家、小泉八雲。

そんな小泉八雲の代表作「怪談」が出版120周年を迎える今年、NHKでは小泉八雲の妻・セツを主人公にした朝ドラ「ばけばけ」が制作決定したのはご存知の方も少なくないはず。

実は、他にも"怪談イヤー”を盛り上げる取り組みを見つけました!

今回は、「怪談」と松江工芸のコラボ作品が登場したのでご紹介します!

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ヘルンさんの後ろ姿や「怪談」をモチーフにした食器

まずはこちら。ヘルンさんこと小泉八雲の後ろ姿が描かれたお皿とマグカップです。

この後ろ姿といえば、松江市京店のカラコロ広場の大傘近くに壁にくっついた銅像。

ひとつひとつ手で作っているので、少しずつ絵のタッチや文字が違うのも工芸品の魅力ですね。

こちらは日本酒を入れたりちょっとした料理を入れたりできる小鉢。

モチーフにしたのは「耳なし芳一」が弾いていた楽器の琵琶。コロンとしたフォルムがかわいい。

弦楽器の中の空洞を活かして食器にするなんて、すごいアイデアですね!

「怪談」のキャラクターをあしらったおちょこも

続いてご紹介するのは蓋付きのおちょこ。それぞれ「怪談」に出てくるキャラクターがモチーフになっています。

髪の長い女性が白い息を噴き出しているのは「雪女」。話の中でみのきち爺さんに吹き付ける冷たい息が表現されています。これで冷たい日本酒を飲んだら、より冷え冷えに感じそう。

こちらは先ほども出てきた「耳なし芳一」の琵琶。

これは「むじな」。いわゆるのっぺらぼうです。作中に蕎麦屋が出てくるからか、むじなが割子蕎麦の器につかまっているように見えます。

「怪談」関連のイベントやコラボ商品も続々

ちなみに今回ご紹介したのは全て松江市の窯元「出雲本宮焼 高橋幸治窯」で作られた作品。松江市東本町にある「米田酒造」では、裏庭にある茶室「豊秋庵」でこの怪談のおちょこを使ったイベントが開催されています。

「怪談」バージョンは7月27日から8月17日の土曜限定で開催され、先ほどご紹介したおちょこをはじめ、お箸、箸置き、おつまみが載ったお皿も怪談モチーフになっているそうですよ。

その他にも、地元の和菓子屋さんやカフェなどで「怪談」とコラボした商品が続々と登場しています。

「怪談」コラボの器を購入したり、スイーツを食べたりして、「怪談」出版120周年を盛り上げていきましょう~!

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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編集部かの

タウン情報ラズダ編集部

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食べることとカメラに夢中で、週末は美味しいものを食べに行くか写真を撮りに出かけまくっている。

新しい場所や定番スポットから、その辺の路地裏や穴場スポットまで、調べて気になった場所にはとりあえず行ってみるのがモットー。しかしキラキラしたこと・ものが苦手なためか、写真のトーンは暗めになりがち…。

特技は路地裏に住む野良猫と友達になること(らしい)。

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