「桜のまち」を支える縁の下の力持ち、桜守さんって知ってる?-雲南市
島根県屈指の桜の名所・雲南市。その魅力を陰で支える「桜守さん」を紹介します!
島根県の山あいの街、雲南市は大小、ロケーション様々な花見スポットが点在する“桜のまち”。
特に人気なのが「日本さくらの名所100選」に選ばれた『斐伊川堤防桜並木』です。
県内ではあまりにも有名な場所ですが、その名所を陰で支えている「桜守さん」をご存知でしょうか?
斐伊川に桜が植えられたのは、明治~大正時代にかけて。
戦時下では、軍部から桜を薪として供給するよう命令が下るも、町長の嘆願で景観を死守。その後、地域住民をはじめ、多くの方によって愛されてきました。
桜は雲南市民のみなさんにとって、名実ともに街のシンボル。そしてこの桜を代々管理しているのが「桜守(さくらもり)さん」。
「桜守」は名前ではなく、桜を手入れする専門職のこと。雲南市が合併する前、旧木次町の時代から約30年間、管理を続けています。
夏は病気・害虫から桜を守るための薬剤散布、冬は枝の剪定など、作業は年間を通して実施。
キレイな桜を楽しめるのはほんのひと時。ですが、その美しい景観を守るため一年中、管理していらっしゃいます。
「桜守」を務める石田さんは、平成30年から「桜守」として活動。桜の管理のかたわら、地域の子どもたち向けに講演会も。
桜という地域のシンボルを通して、命や伝統の大切さといったことも伝えています。
郷土の美しい景観は、知られざる縁の下の力持ちさんたちによって、守られているんですね~!ありがとうございます!
地域の宝を守る「桜守さん」。ふるさと納税で応援できます!
通年で活動するため、どうしても費用はかかってしまいます。加えて、春のビッグイベント「桜まつり」の運営費も。
現在、「ふるさと納税」による応援プロジェクトが始まっています。組子細工やワイナリーによるワイン、奥出雲和牛など、返礼品もいろいろあるので、ぜひチェックしてみてください!
【詳細ページ】1万本の桜のまち。100年の歴史を次世代に
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編集部いしやん
島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部スタッフ。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
「日刊webラズダ」では編集デスクを務めています(ただの机です)。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)
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