米専門誌 最新の日本庭園ランキング発表。島根県『足立美術館』は何位?
『足立美術館』は何位?米専門誌で最新の庭園ランキング発表
どうもこんにちは、山陰のタウン情報誌「ラズダ」編集部のべーやんです。
毎年、世界中の日本庭園ファンから注目を集める「日本庭園ランキング」。アメリカの日本庭園専門誌が主催する「2024 Shiosai Rankings」にて最新ランキングが発表されました!
山陰出身者にとって、やはり気になるのは島根県の『足立美術館』。栄えある1位に輝いたのはどの庭園なのでしょうか?
最新の日本庭園ランキング、その結果は…?
今回発表された日本庭園ランキング「2024 Shiosai Rankings」TOP10がコチラ↓↓
1位 | 足立美術館(島根県) |
---|---|
2位 | 桂離宮(京都府) |
3位 | 山本亭(東京都) |
4位 | 庭園の宿 石亭(広島県) |
5位 | 松田屋ホテル(山口県) |
6位 | 皆美館(島根県) |
7位 | 玉堂美術館(東京都) |
8位 | 養浩館庭園(福井県) |
9位 | 大濠公園(福岡県) |
10位 | 二条城 二の丸庭園(京都府) |
発表の結果、見事1位に輝いたのは、島根県『足立美術館』でした!!
バンザ~~~イ!!
なんと、22年連続1位の快挙です!
米国の日本庭園専門誌が主催
日本庭園ランキングの主催は、アメリカの日本庭園専門誌『数寄屋リビングマガジン(ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング)』。1998年に創刊され、英語圏を中心に世界37か国で購読されている隔月刊誌です。
同誌では、優れた日本庭園をランキングで選定する「しおさいプロジェクト」を実施しており、1年間の調査をもと、日本国内の「約1000の候補地の中から世界各国の専門家により選出された日本庭園のランキング」(Shiosai Rankings)を作成。2003年以降、上位50件が毎年発表されています。
ちなみに島根県内の施設では、1位の『足立美術館』をはじめ、6位『皆美館』(松江市)、23位『由志園』(松江市)、39位『康国寺』(出雲市)、40位『長楽園』(松江市)と、なんと5つの施設が50位以内に選出。
これは京都府の10施設に次ぎ、東京都、福岡県と並ぶ選出数。日本庭園における島根県のレベルの高さが伺えます。
弛まぬ努力によって維持される日本一の庭園
『足立美術館』の庭園は、創設者・足立全康氏の情熱によって造り上げられました。
約15年の歳月をかけて完成され、枯山水庭、苔庭、池庭などさまざまな様式が調和。中でも借景の山々との一体感は圧巻で、まるで絵画の中に迷い込んだような感覚を味わえます。
庭園の美しさを保つべく、同館では専属の庭師さんが日々手入れを行っています。また、開館前には職員さん総出で庭園の清掃を行うなど、徹底した管理体制。
「日本一の日本庭園」の座を22年ものあいだ維持するのはとてつもない苦労があるはず。頭が下がります・・・!
静寂な冬の庭園へ
22年連続で日本庭園ランキング1位に輝いた『足立美術館』。
空が澄んで見える冬の時期、静寂な庭園をゆっくり鑑賞してみるのも良さそうですね。天候によっては雪化粧が楽しめるかも♪
「近年行けていない」、「たまには気分転換したい」という方も、ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか?
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足立美術館
アダチビジュツカン
電 話:0854-28-7111
住 所:島根県安来市古川町320 [MAP]
営 業:9:00~17:00(4月~9月は17:30まで)
休 み:年中無休(新館のみ休館日あり)
料 金:【入館料】大人2300円、大学生1800円、高校生1000円、小中学生500円 ※2025年4月以降は入館料が改定になります
駐 車:400台
情 報:HP
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部べーやん
山陰のタウン情報誌「ラズダ(Lazuda)」の編集長。出雲市佐田町出身。
入社以来、ラズダを作り続ける編集スタッフ。新しいラーメン屋には行かなきゃ気が済まないィィ性格(だそう)。
超ローカルYouTubeチャンネル「Lazuda TV」の立ち上げから、企画・編集・出演を務めています!
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