どうもこんにちは、山陰のタウン情報誌「ラズダ」編集部のべーやんです。

今週末の１月18日（土）16時から、BSS​山陰放送にて特番「第34回JNN企画大賞 たたらの國 奥出雲」が放送されます。

なんとあの岡田准一さんが出演！ファンの方は絶対見逃せない特番ですよ～！

番組は、俳優の岡田准一さんが、世界唯一の「たたら製鉄」の町、島根・奥出雲を旅して1000年受け継がれる日本の”ものづくり”のルーツに迫る！という内容。

1000年の時を超える「たたら」の営みが、現代の私たちに問いかけるメッセージとは。

特番「第34回JNN企画大賞 たたらの國 奥出雲」は、BSS山陰放送（鳥取・島根）をはじめ、JNN系28局ネットで１月18日（土）16:00～16:54に放送。

砂鉄と、木炭と、粘土――森にある素材だけを使い、人の力によって70時間かけて鉄を生み出す奇跡の製鉄法「たたら」。島根・奥出雲は、1000年以上前からつづく日本古来の技術を今も受け継ぎ、操業を続ける世界で唯一の場所です。

そんな奥出雲を俳優・岡田准一さんが訪ね、たたらの炎が燃えさかる現場で、鉄が生まれる瞬間に立ち会います。

さらに、たたらと歩んできた町・奥出雲の歴史と文化にも触れ、日本のものづくりのルーツに迫ります。

俳優として数多くの作品に出演している岡田准一さん。その演技力が評価され、2015年には日本アカデミー賞の優秀主演男優賞・優秀助演男優賞をW受賞。格闘家としての顔も持ち、作品内では抜群の身体能力を活かして本格的なアクションを披露。地元・枚方市にある『ひらかたパーク』ではイメージキャラクター「超ひらパー兄さん」として活動するなど、多方面で活躍する岡田さん。

奥出雲は初訪問ということで、どんな感想を持たれるのか気になるところです。

人の力によって70時間かけて鉄を生み出す日本古来の製鉄法「たたら」を、現代も続ける奥出雲。

江戸時代の最盛期には、奥出雲を中心とした中国山地で、日本の鉄の８割以上を生産していたとも言われ、全国に鉄を供給していた「鉄の聖地」でもありました。

特に日本刀の原料である最上級の鋼「玉鋼（たまはがね）」は、「たたら」でしか生み出すことができないため、現在は、玉鋼の供給と伝統技術の継承を目的に、毎年冬の期間だけ、職人たちが操業を続けています。

そんな奥出雲で、俳優・岡田准一さんが「たたら」を知る旅に出る。映画などで殺陣やアクション作りに活かすために、武術や格闘技を習っており、日本刀にも興味を持つ岡田さん。

実は「『たたら製鉄』をこの目で見てみたい」と熱望しておられたそうで、今回、通常非公開とされる操業中の現場への立ち入りを許され、取材を敢行したそう。

実際にたたら製鉄の現場に立ち会う岡田さん。精悍な表情に、現場の緊張感が伝わります・・・！

また、奥出雲の歴史や文化にも触れ、「たたら」と共に歩んできた町の秘密にも迫ります。

出雲神話・ヤマタノオロチ伝説とのつながり。砂鉄と木炭を得るために森林を伐採した跡地を、棚田として再生させるサステナブルな取り組み。そして、「たたら」から自動車産業など近代日本のものづくりに繋がるストーリーにも触れます。

JNN（TBS）系列28局で毎年放送されている企画制作番組です。系列各局から企画を募り、協議会の審査を経て１作品を最優秀賞に選出。第26回（2016年）までは「JNN共同制作番組」としてドキュメンタリ一番組が制作されてきましたが、2017年の第27回からは「JNN企画大賞」として、見ごたえある企画番組が選ばれています。今年度で34回目となります。

山陰放送がJNN企画大賞を制作するのは、島根県の離島・海士町の島民によるホテル設立プロジェクトに密着した第31回（2022年）「未来をつくる島ホテル」（旅人：松本潤さん）につづいて、２度目です。

BSS山陰放送をはじめJNN系列28局ネットで放送される、山陰発の特番「たたらの國 奥出雲」。

岡田准一さんの一挙手一投足にも注目ですが、山陰に住む私たちも知らなった「たたら」の魅力を再発見できそうな番組です。

放送は１月18日（土）16時からなので、気になる方はお見逃しなく！