どうもこんにちは、山陰のタウン情報誌『ラズダ』編集部べーやんです。

今回は、出雲市にある焼きそば専門店『スヤキ屋ふくちゃん』へおじゃましてきました。

なんと、このご時世に焼きそば１皿500円から味わえる、ありがた～いお店なのです・・・！

カウンターに腰を下ろせば、鉄板は目と鼻の先。ジュージューと焼ける音や、香りが食欲をそそります。このライブ感も醍醐味のひとつ！

住所は、出雲市中野美保南2-5-8。国道９号線沿い、『ジョイフル出雲大津店』」の近く。

営業時間は11:00～14:00,17:00～21:00。

不定休のため、当日の営業状況はインスタグラムでチェックしましょう。

『スヤキ屋ふくちゃん』は、滋賀県甲賀市のご当地焼きそば「スヤキ」が味わえるお店。

「スヤキ」は、もやし、ネギ、麺のみを炒めてシンプルに仕上げる、いわば“ソースをかけない焼きそば”。ほんのりと出汁のうま味を感じられ、塩味はかなり控えめ。あっさりといただけるひと皿です。

ラーメンで言う「素ラーメン」、うどんで言う「かけうどん」のような。かなりシンプルな作りの焼きそば「スヤキ」。

そのままでもおいしいですが、一番の楽しみ方は「味変」！

ご覧の通り、卓上やオプションメニューには、多彩な調味料がラインナップされています。

メニューは「スヤキ」（小500円、並650円、大800円）を基本に、海鮮入りの「スヤキ海鮮」（1100円）も。

シンプルな麺料理とはいえ、500円で焼きそばが食べられるなんて良心的・・・！小サイズと言えど、一般的には「ふつう」ほどの量があるので、充分に満足できるはず。

さらにトッピングメニューがあり、「目玉焼き」（100円）、「とりもも」（200円）を用意。

味、量、トッピングにいたるまで、自分好みの組み合わせを追求して味わうのが「スヤキ」本来の楽しみ方です。

「スヤキ」のオススメの食べ方を店主に聞いてみました。

1. まずはそのまま食べる
2. 卓上のホワイトペッパーで味変を楽しむ
3. 好みで卓上のソース、紅ショウガ、一味唐辛子、ぶし粉などを絡めて味わう

「なるほど～」と言いながら店内を見渡すと、壁にちゃんと貼り出してありました・・・！

ちなみに個人的には、ホワイトペッパーをふりかけ、ちょっとソースを垂らして紅ショウガを乗せて食べると最高においしかったです。

ぜひやってみてください！！

店主のイチオシは、こちらの「とりもも」トッピング。

鶏肉やキャベツにしっかり味が付いているので、何も加えなくても充分味がしっかりしています。モチモチした中太麺、鶏肉、炒め油のラードが相性抜群のひと皿。

店主の福田潤さんは、出雲市斐川町出身。

独立を目指していた際、友人に誘われて訪れた甲賀市の「スヤキ」発祥の店『谷野食堂』にて、そのおいしさに感動。最初は弟子入りを断られたものの、島根から何度も通い続け、その熱意が実り修業生活をスタートさせたとのこと。

帰郷後、「谷野食堂 公認」を掲げて、こちらのお店を開業。現在は、奥様と二人三脚で切り盛りしています。

「本当はね、もっと学生にも来てほしいんですよ」と語る店主の福田さん。「学校帰りに、お腹いっぱい食べてもらいたい」との想いからか、お昼だけでなく夕方も17時から営業しています。

食料価格高騰が叫ばれる中、500円から提供する「スヤキの価格だけは変えたくない」とのこと。

ま、まさに人情食堂・・・！！泣

シンプルながらも奥深い味わいの焼きそばを提供する『スヤキ屋ふくちゃん』。

ボリューム満点の焼きそばをリーズナブルな価格で楽しめるだけでなく、自分好みにアレンジできるのも魅力です。店主の愛情たっぷりのひと皿を、ぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。

スヤキ屋ふくちゃん

スヤキヤフクチャン
電 話：090-1339-8889
住 所：出雲市中野美保南2-5-8 [MAP]
営 業：11:00～14:00,17:00～21:00
休 み：不定休
駐 車：5台
情 報：instagram