[安来市オープン]自然酵母のおいしいパン屋『パン工房アルムリーノ』のカフェへ

編集部あつきち
編集部あつきち

奥出雲の自然を活かした天然酵母パン『アルムリーノ』のベーカリーカフェが安来に誕生!

精進料理をきっかけに発酵食品の魅力のトリコとなり、そこから36年間、島根県奥出雲町で天然酵母のパンを作り続けるのが『パン工房アルムリーノ』の原さんご夫婦。

『亀嵩温泉 玉峰山荘』の敷地内に店舗を構え、店主の原さんと妻のてる子さん二人三脚で日々、パン作りをしています。

キレイで澄んだ湧き水と空気がある自然環境を活かし、店内にはコンセプトである「おいしく安心して食べられるパン」を追求したパンが揃います。パンの材料となる酵母は自ら採取するほか、野菜は自家栽培、卵やバター、小麦粉、果物といった食材もすべて原さん自らが厳選したこだわりの食材を使います。

天然酵母パンの魅力を伝える手段として、住まいがある安来市比田町でカフェをしたり、パン教室を開いたりしています。

そして今年1月1日、安来市内に新しくカフェをオープンしました!

カフェはJR安来駅から歩いて行ける距離の場所にあります。扉を開けると原さんご夫婦が明るい笑顔で出迎えてくれました。

入って右手にカウンターが5席、左側の棚にはパンが並んでいます。

「あんパン」には、北海道の大自然で栽培された小豆を使用。
妻のてる子さんオススメの「クリームパン」。なめらかなカスタードクリームがたっぷりでおいし~!

原さんが考案した「自然酒」の酵母を使った食パンは柔らかくふかふか。うま味が口いっぱいに広がります。

「自然“酒”酵母を考えたのはたぶん日本で僕が初めてです。材料には奥出雲の湧き水に、えっちゃんが作るお米、麹は小麦粉から自家採取をしていて、この自然酒酵母を使うことでこれまでのパンをよりおいしくすることができたんです。あと、このあんパンもね……」

素材へのこだわりが強すぎる原さん、おしゃべりが止まりません。

“えっちゃん”とは、原ご夫婦が信頼をおく、奥出雲でお米を自然栽培している方だそう(^^)

自然の恵みがたくさん詰まったアルムリーノのランチ(1日5食限定)

安来市比田町のカフェでも出している「ランチ」(1500円)はビーフシチューとパンが主役のランチコースです。

始めに日替わりのスープとパン、サラダがお目見え。取材当日のスープはかぼちゃスープでした。

サラダには菜の花入りのポテトサラダ、手作りのマスカルポーネチーズまで! お次に登場するのがビーフシチューとおかわり自由のパン3種。デザートは原さんが見つけたとっても甘い「マドンナ」という品種のオレンジ。

ビーフシチューと一緒に出てくるパンはおかわり自由。イタリアのパン、ライ麦パン、バケットと3種。
ビーフシチューには北海道産の牛すじ肉を使い、およそ2日間じっくり煮込んでいます。
手書きのメニュー表が良いですね。「いろんな種類のパンを味わってください」と原さん。

これからも夫婦二人三脚で仲良くパン作りに励みます♪

「一番苦労するのは食材探しですね。いろいろ聞いたり調べたり試したりの繰り返しです。」

パンを味わうだけではなく、どこまでもパン作りに真摯で勉強熱心な原さんご夫婦にもぜひ会いに行ってほしいです!

パン工房アルムリーノ 小さい麦

電 話:0854-57-0433(奥出雲製造所)/0854-34-0012(カフェ小さい麦@比田)/080-6242-3006(安来店)
住 所:島根県安来市安来町1903-5 [MAP]
営 業:11:00~16:00*金~月曜のみ営業
休 み:火~木曜
駐 車:なし
情 報:HP Instagram

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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この記事を書いた人
編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部

編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。

好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!

取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!

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