【食べなきゃソンソン!vol.4】倉吉から米子に移転オープン『麺処 想』
めんあるき
新グランドメニューはハイブリッドな美味さ。
エスプーマを使った革新的なラーメンを提供する『麺処 想』が、4月に倉吉市から米子に移転オープン。 倉吉時代には居酒屋の間借りで、知る人ぞ知る感じだったが、米子に移転後はメデイアにも取り上げられて、あっと言う間に多くのお客さんが訪れる有名店に。さらに先日、新しくグランドメニューとして「背脂煮干しそば」がリリースされたとのことで早速頂いてきました。
看板メニューの「鶏白湯そば」とは対照的に清湯に表面を背脂が覆うスープが特徴的。有名ご当地ラーメンの新潟燕三条系と大阪高井田系のいいところを取り入れた、尖った美味さがコンセプト。トッピングは低温調理された肩レアチャーシューに鶏レアチャーシュー、タマネギ、ぶつ切り青ネギ、柚子皮、糸唐辛子。
先ずはスープから。背脂の甘みに煮干しの香り、そして醤油の強い旨味がグイッと口に広がり、力強いパンチある美味さ。確かにふわっと香る煮干しの香りと背脂の甘みが燕三条系で、エッジの利いた尖った醤油の旨味は高井田系の感じに近い。
麺は高井田系のようなワシワシと小麦を噛みしめるような食感の極太ストレート麺。スープに負けない存在感があって良いですね。
クセのない旨味の肩レアチャーシュー。肉厚の鶏チャーシューは、しっとりとした食感としっかりとした甘みのある味付けで相変わらず美味い。
ふっと香る柚子皮だったり、刻みタマネギの清涼感ある甘み、そしてぶつ切り青ネギの辛味がそれぞれにいい働きをしてアクセントを加える。燕三条系と高井田系どちらの風貌もあるが、さらに想ならではの持ち味を上手くアレンジに加え、力強さの中に洗練さを兼ね備えたハイブリッドな一杯だった。
ふっと香る柚子皮だったり、刻みタマネギの清涼感ある甘み、そしてぶつ切り青ネギの辛味がそれぞれにいい働きをしてアクセントを加える。燕三条系と高井田系どちらの風貌もあるが、さらに想ならではの持ち味を上手くアレンジに加え、力強さの中に洗練さを兼ね備えたハイブリッドな一杯だった。
エスプーマの泡が香る。定番「鶏白湯そば」
倉吉時代からの看板メニュー「鶏白湯そば」。スープは鶏白湯にエスプーマの泡を使ったWスープ。ベースの鶏のまろやかな旨味に、泡沫にされた昆布と柚子の旨味と香りが、口の中で重なり合い、鼻に抜けるような感覚が真骨頂の一杯。
麺処 想
麺処 想
090-6844-3439
鳥取県米子市角盤町1-73 アクティビル 1F
11:30~15:00(OS14:30),18:00~23:00(OS22:30)、日曜11:00~15:00(OS14:30),18:00〜21:30(OS21:00)※金・土曜は延長営業
月曜定休
P なし
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。
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この記事を書いた人
フリーカメラマン
めんあるき
本職はフリーカメラマン。ラーメンの食べ歩きをライフワークとする自他ともに認めるラヲタカメラマン。その他B級グルメをはじめ、美味いもの大好き。地元フリーペーパーLazudaにて連載コラム「食べなきゃソンソン!」も執筆中。
【ブログ|麺ある記 山陰 ~松江・島根・鳥取・ラーメンの旅~】
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