[安来市オープン]朝採れイチゴのスイーツにクギヅケ『苺やkirito』
農家直営の“イチゴカフェ”へ潜入!
島根県を代表するイチゴの産地・安来市。そのイチゴ王国に3月28日、“イチゴ農家が営むイチゴカフェ”がオープンしました! ニコニコ笑顔で写っているのが店主の池田さん。ご主人が安来市出身ということもあり、大阪からIターンされたそうです。
2年前に安来に越してきた池田さんは、もちろん農家未経験。赤江町のイチゴを栽培する熟練農家さんのもとで修行し、イチゴ栽培のノウハウを学びました。いろんな品種があるイチゴですが、特に“栽培が難しい”といわれている「章姫(あきひめ)」を、現在はJAハウスの研修棟を利用して栽培しています。
以前は居酒屋で働いていたというのも納得な笑顔がステキな池田さん!
イチゴ農家が提案するイチゴのカフェってどんなお店なんでしょう? まずは、お店の中をのぞく前に……
まずは場所の確認! 田園風景で異彩を放つイチゴのイラストが目印
松江市内からカフェがある安来市赤江地区へ向かいました。
国道9号線を東に走り、赤江の信号を左折。すると目の前の景色が一気に“田園風景”に! 国道からのこの景色には驚きました。すると、田んぼには似合わないちょっぴり派手な建物が……。
近づいてみたらドでかいイチゴのイラスト! 着きました『苺やkirito』。今年中にはお店の前にイチゴを栽培するハウスが完成するそうです。
外壁のイラストは、池田さんの大阪の友人に描いてもらったものだそう。イチゴのつるが伸びて、顔を出しているのは娘の“キリ”ちゃん、息子の“リト”くんの似顔絵。
【お待たせしました】朝採れイチゴを使った人気メニューがこちら!
「紅ほっぺ」や「かおりの」などの品種と比較して、柔らかい果肉にやさしい甘さが特長の「章姫」。カフェでは朝採れたての章姫を使ったイチゴメニューを味わうことができます。
お待ちかねのイチゴスイーツその①°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
ドデカイ章姫がインパクトあり過ぎな「あきひめのいちごパフェ」(1320円)。
中にはイチゴのピューレ、「いちごと甘酒のジェラート」と「濃厚ストロベリーアイス」、いちごのスライス、自家製グラノーラ、あきひめムースにあきひめゼリーなどイチゴがぎゅっと詰まったパフェ。なんとアイスもグラノーラもすべて手作り!
ヘタの部分まで真っ赤なイチゴ。ここまで大きく育つのも珍しいのです。イチゴは採った瞬間から鮮度が落ちていくので、こんな立派で新鮮なイチゴが食べられるのは“イチゴ農家のカフェ”ならではの贅沢ですね!
お待ちかねのイチゴスイーツその②°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
いろんなイチゴスイーツが食べたい人はこちら。イチゴ型クッキーやタルト、ベイクドチーズケーキなどがプレートを彩る「あきひめプレート」(1100円)。※内容は日替わりなので、毎回同じものが付くとは限りません!
人気の2品を紹介しましたが、池田さんのオススメはイチゴを使った焼きプリン「あきひめのクラフティ」(500円)なんだそう。こちらも気になりますね~!
これらのメニューはイチゴがなくなり次第終了ですが、6月いっぱいまで出せるように頑張ります! と池田さん。イチゴの季節以外は、メロンなどほかのフルーツメニューを検討中♪
お次は店内2階のお部屋へ
2階のイートインスペースにはテーブルやソファ席。風通しが良く、窓から見える田園風景に気持ちが和らいで、居心地抜群です!
キッズスペース、子ども用イスを用意。子連れさんへの配慮も忘れません(^o^)
いちご農家・池田さんのこれからに期待♪
毎週月~水曜は蒸し暑いビニールハウスの中で、汗だくになりながらイチゴを狩り出荷。木~日曜はカフェの営業と多忙なスケジュールをこなす池田さん。
「カフェに来てくれたお客さんがパフェを見て、わ~っと喜んでもらえるのがうれしいです。写真を撮る方も多くて、SNSにアップされたうちのメニューを見るのも楽しみなんです」と話していました。
店前にビニールハウスができたらイチゴ狩りのイベントも開催したいと話していました。イチゴ農家・池田さんの今後の展開にいろいろ期待しちゃいますね!
【安来市周辺のオススメスポット記事】
苺やkirito
イチゴヤキリト
電 話:080-1644-0102
住 所:島根県安来市赤江町762
営 業:11:00~16:00(OS)
休 み:月~水曜
駐 車:10台
情 報:Instagram
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。
この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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