馬鈴と蛇行状鉄器という馬具がもつ意味について考えていく

第5回ガイド養成講座「飛鳥寺搭心礎埋納馬具が語るもの ― 朝鮮、宗像、飛鳥、そして出雲 ―」(島根県松江市)の開催情報

2023/11/11(土)~2023/11/11(土)

島根県立八雲立つ風土記の丘 ガイダンス棟

松江市 学習・体験

飛鳥寺は6世紀末、まだ日本列島各地で大きな古墳が築造される最中に建てられた日本最古の本格的仏教寺院だ。『日本書紀』には百済からの仏舎利や僧などがもたらされたことに始まる造営過程がつぶさに記録されており、奈良国立文化財研究所による発掘調査でもその記載を裏付ける様々な発見があった。とりわけ木塔址の発掘調査でみつかった塔心礎埋納品は、推古天皇元年(593年)正月におこなわれた舎利埋納や心柱の立柱に伴う儀礼の痕跡を留めた超一級の考古資料だ。

本講演では京都府立大学文学部の諫早直人先生を講師に招き、それらの中でも同時期の古墳副葬品と共通する器物であり、後に神郡の設置された出雲や宗像の古墳からも類例が出土している馬鈴と蛇行状鉄器という馬具に注目してそれらがもつ意味について考えていく。

詳細情報

第5回ガイド養成講座「飛鳥寺搭心礎埋納馬具が語るもの ― 朝鮮、宗像、飛鳥、そして出雲 ―」

日程 11月11日(土)14:00~16:00
会場 島根県立八雲立つ風土記の丘 ガイダンス棟
住所・地図 島根県松江市大庭町456 [MAP]
電話 0852-23-2485
料金 資料代200円※事前申込不要
お問い合わせ 島根県立八雲立つ風土記の丘
URL https://www.yakumotatu-fudokinooka.jp