奈良・平安時代を彩った瓦や天蓋を紹介

春季企画展「古代の瓦と天蓋(てんがい)のかがやき」(島根県松江市)の開催情報

2024/03/23(土)~2024/06/17(月)

島根県立八雲立つ風土記の丘展示学習館

松江市 展覧会・アート

律令時代に「意宇」とよばれた八雲立つ風土記の丘周辺は、古代出雲の政治、経済、宗教の中心地として栄えた。出雲国府をとりかこむように北新造院や南新造院、国分寺などが建立され、その頂きを飾った瓦や天蓋はそれぞれの施設の威容を放っていた。また、おなじ文様をもつ瓦が遠く離れた遺跡から出土する背景には、政治的なネットワークの存在がうかがえる。今回の企画展では、松江市周辺の遺跡に分布する奈良・平安時代の瓦や天蓋を紹介しながら、意宇が古代出雲の中心地となる道のりをたどる。

また関連イベントとして、5月18日は講師に花谷 浩氏(出雲弥生の森博物館)を招き「出雲国意宇郡の古代寺院と古瓦」、6月15日は講師に三宅和子氏(松江市埋蔵文化財調査課)を招き「速報!発掘された国分寺瓦窯跡」の関連講座を開講。ともにガイダンス棟にて、資料代200円、定員60名(申込不要)で行われる。

また3月31日、4月29日、5月11日、6月8日の11:00より30分程度、展示解説も行われる。

詳細情報

春季企画展「古代の瓦と天蓋(てんがい)のかがやき」

日程 3月23日(土)~6月17日(月)9:00~17:00(最終入館16:30)
会場 島根県立八雲立つ風土記の丘展示学習館
住所・地図 島根県松江市大庭町456 [MAP]
電話 0852-23-2485
料金 入館大人200円、大学生100円、高校生以下無料
お問い合わせ 島根県立八雲立つ風土記の丘
URL https://www.yakumotatu-fudokinooka.jp
備考 休み:火曜休館