今回の演奏会では、ロマン派の名曲をお届けする。
１曲目はウェーバーの歌劇「魔弾の射手」序曲だが、日本では明治唱歌の「秋の夜半（よわ）」として知られている。ショパンの代表曲であるピアノ協奏曲第１番は、松江市出身の原 沙綾氏がソリストを務める。原氏は2021年のショパンコンクールにも出場した実力の持ち主で、現在、ポーランドで研鑽を積む若手ピアニスト。本場で勉強したショパンの演奏が楽しみだ。
メンデルスゾーンの交響曲第３番「スコットランド」はアマチュアオーケストラにとっては難曲で、地方ではあまり聴く機会がない。スコットランドの情景を彷彿とさせる名曲である。
1800年代前半に作曲された、正統派のクラシック音楽を楽しもう。