プロ直伝!梅雨に洗濯物を早く乾かすための簡単テクニック5選【おかたづけ“エバラPOINT”vol.18】
湿度の高い山陰の整理収納アドバイザーが実践している洗濯物の干し方
季節はすっかり梅雨入りし、お天気の悪い日は不快指数高めでスッキリしません……。
この雨の降りやすい梅雨の時期にみなさんが困るのは、やはり毎日の「洗濯物」ですよね。私もこの時期になると、毎日の洗濯が憂鬱に。
「中々乾かない!」「せっかく洗った洗濯物からイヤな臭いがする!」というお悩みを抱えてる方も多いのではないでしょうか。最近ではイヤな臭いがしにくい部屋干し専用の洗濯洗剤なんかも売られていますよね。
コインランドリーに行く、洗濯機や浴室の乾燥機や除湿器を使うという方法もありますが、さすがに毎回だと手間も出費もかかります。
なので今回は、干す時になるべくお財布にやさしく、そして少しでも洗濯物を早く乾かせる、知っておくと便利な簡単!洗濯物テクニックをお伝えします!
【その1】洗濯物を密集させない
洗濯物を早く乾かすための条件のひとつは「風通し」です。当たり前ですが、風が通ると早く乾きます。
大体、10cm~15cmくらいの間隔を空けると風の通りは格段に良くなります。目安としてはコブシ1個分。洗濯物同士が密にならないようにすると、びっしりと並べて干すよりは早く乾きやすくなりますよ。
【その2】タオルなどはずらして干す
バスタオルなどのサイズの大きな物を干すときは、キッチリと半分にして干してしまいがち。
しかし、そうすると重なりあう部分が多くなるので、実は乾きにくくなってしまうんです。せっかくほかの洗濯物同士の間隔を空けていても効果が出にくくなります。
なるべく洗濯物が重なりあう部分が少なくなり、風が当たりやすくなるように斜めにずらして干すことも効果的ですよ!
【その3】洗濯物は裏返して干す
干した物を乾いたと思って取り込んだら、ジーパンのポケットの部分や縫い目の部分だけまだ湿っていた、なんて経験ありませんか?
ジーパンにはポケットの中の、またさらに小さなポケットが付いていますよね、(コインポケットと呼ばれているところです)
裏返して干すとポケットなどの布の分、厚く重なっている部分や重なって厚くなっている縫い目の部分にも、風が当たりやすくなり今よりも早く乾きやすくなります。
【その4】洗濯物は逆さにして干す
シャツの襟、フード付きのフード部分などは重なって乾きにくいため、フード付きトレーナーやパーカーを乾かしやすくする専用ハンガーも売られています。
が、わざわざ買いに行かなくても大丈夫!逆さにして干すと、同じ状態が作れるので今よりも乾きが早くなりますよ。(お洋服が逆立ちしてる姿をイメージです。)
【その5】できるだけお部屋の真ん中の上に干す
湿気を含んだ空気は下に下がっていくので、低い位置に干すと乾きにくいんです。なので、なるべく高い位置に干すようにすると、湿気の溜まりやすい下の部分も風通しがよくなり乾くのが早くなります。
あと、お部屋の中の窓の近くに干す方がいますが実は逆効果になることも……。
窓から風が入ってくるのを遮ってしまい中々乾かない、そのうえイヤな臭いが発生する原因になってしまったり、カーテンにカビがつきやすくなったりします。干す時はお部屋の真ん中の風が通る位置に干すようにすると早く乾きますよ。
いかがでしたか?いきなり全部やるのは大変ですが、どれか1つか2つぐらいは意識してできそうでしょうか?
今年の梅雨は例年よりも短いとの予報もありますが、それでも雨の日はちょっとテンションダウン……。だからこそお天気は雨でも、洗濯物ぐらいは少しでも早く乾かして、気分も早く明るくしていきたいですよね!
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この記事を書いた人
整理収納アドバイザー
教えてエバラさん
「田舎で片付ける女」こと、整理収納アドバイザー1級・2級認定講師の資格を持つ“おかたづけ”のスペシャリスト。出会った人を元気にしてくれるエネルギッシュな人柄で、3人の子育てをしながら講演、テレビ出演、個人宅へのお片付けサービスなど幅広く活動。毎日の家事や生活を快適に送れるお家作りのお手伝いをしています。
山陰各地で「おかたづけ」に関する講演のほか、テレビ・ラジオ・雑誌等、出演、執筆も多数。
タイのバンコクで発行されている東南アジア初の最も歴史と信頼のある日本語新聞「バンコク週報」にも連載中。鳥取SDGs伝道師。
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鳥取県【整理収納アドバイザー 江原朋美】(HP)
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