[雲南・飯南・奥出雲]正月は人ごみを避けて初詣!2021年に行ってみたい地元神社3選

編集部べーやん
編集部べーやん

人ごみを避けて初詣!2021年正月に行ってみたい雲南・飯南・奥出雲の神社

お正月といえば初詣。
今年は「分散型」として、年明けを待たずして初詣を解禁した神社もありますよね。

とはいえ年末は何かとバタバタ忙しく、人ごみへ行くのも怖くて「初詣どうしよう…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、比較的人ごみを避けて参拝できる、地元に根ざした中・小規模の神社をピックアップしてみました。
例年は大勢でにぎわう大規模な神社へ足を運んでいる人も、2021年はちょっと趣向・場所を変えて、参拝しに行きませんか?

建造物やご利益、境内の雰囲気もスポットによって様々なので、地元で思わぬ発見が楽しめそうです。

須我神社(雲南市大東町)

『須我神社』は、スサノオノミコトとクシナダヒメが造ったとされる、日本で最初の御宮と言われています。
良縁成就、夫婦円満、子授・安産、除災招福、諸願成就といったご利益があります。

宮を包むようにして美しい雲が立ち上がるのを見て、スサノオノミコトが「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣つくる その八重垣を」と歌を詠んだことから、須賀の地は和歌発祥の地とも。

実はこの和歌にある「出雲」が出雲国の名前の起源となったと言われているんですよ。

「三氣之御守」(初穂料3000円)

こちらは氣力・体力がバランスよく充実し、智力が働いて三位一体の自己が得られるというお守り。

全国の神社で「氣の御守」は、ここ須我神社と埼玉県秩父の三峯神社の二社でしか授与されていません(三峯神社では事情により一時中止されましたが、再び授与されています)。

御朱印もありますので、御朱印帳などをお持ちの方はぜひ。

須我神社

スガジンジャ
電 話:0854-43-2906
住 所:島根県雲南市大東町須賀260 [MAP]
参拝時間:8:30~17:00
駐 車:あり (無料)
情 報:HP

混雑しやすい時間帯 特になし

稲田神社(仁多郡奥出雲町)

ヤマタノオロチ神話に登場する「稲田姫」を祀る奥出雲町の『稲田神社』

縁結び・安産などのご利益があると言われ、周辺には稲田姫にまつわる場所が大切に守られています。

神社の社務所は蕎麦屋『姫のそば ゆかり庵』になっていて、手打ち十割そばを目的に訪れたことがある方も多いのではないでしょうか。

特に地元の野菜や山菜を使った料理、仁多米おにぎりなどがセットになった「そば御膳」が人気です。
参拝に訪れた際にはぜひ味わっておきたいですね。

御朱印、お守りは『姫のそば ゆかり庵』で授与されるので、希望の方はゆかり庵の営業時間内にお詣りください。

稲田神社

イナダジンジャ
電 話:0854-54-2260 (奥出雲町観光協会)
住 所:島根県仁多郡奥出雲町稲原2128-1 [MAP]
参拝時間:制限なし*ゆかり庵は11:00~14:30(OS)
駐 車:あり(無料)
情 報:HP

混雑しやすい時間帯 11:00~14:30(ゆかり庵営業時間)

由來八幡宮(飯石郡飯南町)

飯南町頓原にある『由來八幡宮』
主祭神としてホンダワケノミコト、アシナカヒコノミコト、オキナガタラシヒメノミコトを祀られています。

社殿は建久7年(1196年)、源頼朝の命を受けた田槙安房守が、鎌倉の鶴岡から現在の迫(佐古)に勧請し、のちに現在地へ遷座したと伝わっています。
以降、いわゆる「出雲八社八幡」のひとつとして信仰を集めている神社なのです。

境内にある大杉は『由來八幡宮』の神木で、樹齢はおよそ1千年。
静まり返った境内にまっすぐ伸びるその勇壮な姿は、近づくだけでパワーを授かれそうなほど圧巻です。

由來八幡宮

ユキハチマングウ
電 話:0854-76-9050(飯南町観光協会)
住 所:島根県飯石郡飯南町頓原1647 [MAP]
参拝時間:制限なし
駐 車:5~10台(無料)
情 報:HP

混雑しやすい時間帯 特になし

参拝前に知っておきたい!神社の正しいお参り方法

最後に、神社の正しいお参りの作法をご紹介します。今さら人に聞けないこと…でも意外と知らないことだったりしますよね。
お出かけ前に確認をして、きちんとした作法を身につけておきましょう。

①一礼をしてから鳥居をくぐる
鳥居から先は「神様の領域」。きちんと一礼してからくぐりましょう。
②参道の真ん中は歩かない
参道の真ん中は神様の通る道なので、左右に寄って歩きましょう。
③手水舎で手と口を清める
右手に持ったヒシャクで水を汲み左手を洗います。左手に持ち替え、次は右手を洗います。さらに右手に持ち替えて左手で水を受けて、口をすすぐのが基本の所作。
昨今は感染症対策としてヒシャクを設置していない神社が多いので、上手に手ですくって手と口を清めましょう。
④鈴を鳴らしてお賽銭を入れる
賽銭箱の上に鈴がある神社なら、まずは鈴を鳴らしてか心を整えてから賽銭を入れます。
⑤二礼二拍手一礼をする
「二礼二拍手一礼」がお参りの基本作法。神社によっては、拍手の回数が違うところもあるので注意しましょう。
⑥一礼して退出する
帰りの際も、鳥居をくぐる前に一礼することを忘れずに。

引いたおみくじはどうしたらいい?

境内の木の枝にたくさん結ばれているおみくじ。これは祈願したことが「結ばれますように」との意味を込めた行為だそうです。
間違いではありませんが、一本の枝にたくさん結ぶと木も弱るので、おみくじ専用の結び台がある場合はそちらに結びましょう。

生活の目標や指針として役立てる意味では、おみくじを持ち帰ってたまに読み返すのもいいとされています。

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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タウン情報ラズダ編集部

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山陰のタウン情報誌「ラズダ(Lazuda)」の編集長。出雲市佐田町出身。
入社以来、ラズダを作り続ける編集スタッフ。新しいラーメン屋には行かなきゃ気が済まないィィ性格(だそう)。
超ローカルYouTubeチャンネル「Lazuda TV」の立ち上げから、企画・編集・出演を務めています!

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