現代人には消化を助けるマグネシウムが不可欠!そのオススメ食材も紹介します【RYOKOの身体が喜ぶ話vol.41】
現代人の体に必要な栄養素って何だろう?
いつも記事を読んでいただきありがとうございます!
理学療法士×スポーツトレーナーのRYOKOです。
今回は、栄養士の方から聞いた栄養素のお話をお伝えしようと思います。
専門分野にはなりますが、解剖学や生理学の話や、実体験も入れながら書いていこうと思います。よければご一読ください!
「お腹の張り」に代表される消化のお悩みについて
まず、人間には「消化」という働きがあります(以前の記事でも少しふれています)。
が、消化ができない人もいます。
その理由は腸内環境の乱れや自律神経の乱れ、先天的な疾患をお持ちの方もおられるでしょう。先天的な疾患でイメージしやすいのはアレルギーですね。
食べ物を消化できない状態は「お腹が張ってくる」、「お腹が痛くなる」という症状で現れてきます。こういった症状が出る方は、普段の食べ方や食べ物の見直しをオススメします。
「便秘」「下痢」も消化不良のひとつです。
便秘の定義はいろいろあると思いますが、私は最近「食べる量に対して宿便(お腹の中に残っている便)が2〜3日残っている」ことが便秘と捉えています。
ですので私は、数日排便がなくても、便秘とは捉えていません。
知っておいて欲しいのは、食べる量が少ないと出にくくなることと、食物繊維も食べ過ぎると溜まるということです。
便秘だからといって食物繊維を食べると余計に便秘になることもある、ということなのでお気をつけください。
消化に必要な栄養素は「マグネシウム」
排便に着目していますが、消化も人間の生命活動なので、エネルギーが必要になります。
人間のエネルギー源になるものは食べ物や栄養素ですが、消化に必要な栄養素があります。
その栄養素とはミネラル。特に今回お伝えしたいのは「マグネシウム」です!
便秘になると水を飲みましょう、下痢になったら経口補水液を飲みましょう、と言いますが水もミネラルで、経口補水液は電解質(マグネシウムやカリウムなど)です。
意識していないところで実はみなさんも「ミネラル」をしっかり補っていたんですね〜。
マグネシウムは筋肉を滑らかに動かすことに使われます。しかし、現代人の食生活はミネラル不足になっています。
腸も筋肉なので、マグネシウム不足になると硬くなり動きが悪くなります。そうなると「便秘」になりますね。
また、マグネシウムは摂りすぎると便は緩くなりやすいです。キシリトールガムを食べるとお腹が緩くなるやつです。
「マグネシウム」
豆類や種の食べ物に多いので、ナッツ類や玄米で摂り入れることができます。簡単なものは「ニガリ」で、水とニガリでニガリスプレーを作って食べ物にスプレーをして食べるとマグネシウムも食べることができます。
季節の変わり目に体の調子が悪くなりやすい方、消化に不調や不安のある方、ぜひ試してみてくださいね!
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この記事を書いた人
Sprittr スポーツトレーナー/理学療法士
スプリット前谷さん
鳥取県南部町にあるBody make studio Sprittr(ボディメイクスタジオ スプリット)代表。怪我や病気の予防的なからだ作りを発信・提案中。理学療法士資格を持ったフリーランストレーナー。最近ではイベント・講演なども精力的に活動中!
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