捨てる=ゴールじゃない!捨てるコツを知れば日常生活も快適化【おかたづけ“エバラPOINT”vol.26】
これだけは……!捨てる時にやってはいけない・気をつけたい3つのルール
4月は新生活、新社会人、新入生と始まりの時期。人生の節目の季節でもありますよね。
この時期は生活環境も変わりやすく人の動きも多くなります。
人が動くと必然的にモノも動きますよね。そんなタイミングだからこそ、身の回りにあるモノを見直すチャンスなのかもしれません。
「モノを片付ける」と聞いて、選択肢のひとつに浮かぶのが「モノを捨てる」という判断。
でもその時に、気を付けないと後々取り返しのつかない事になってしまう場合が……!
そこで今回は、ついついやってしまいがちだけど気を付けないといけないポイントをご紹介します。
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【捨てるコツ・ルール1】勝手に捨てない
家族のモノを勝手に捨てて、思わぬトラブルに発展した事がありませんか?
自分以外のモノというのは、モノ自体に対する価値観や、想いが分からないモノです。他人のモノはゴミにしか見えないとも言われていますが……(笑)。
だからこそ他人が勝手に判断して捨てると信頼関係や家族関係にも亀裂が入ってしまう事があります。
「いるorいらない」の判断は勝手にしてはいけません。あくまでも所有している本人に判断してもらう事、持ち主に聞いてからにしましょう!
【捨てるコツ・ルール2】捨てるタイミングを逃さない
手紙やチラシや書類などのペーパー類に多いのですが、気が付けばどんどん増えていき、最終的にはただ持っているだけの状態に。どこに何があるのかさえも分からない……。
紙類はまず目を通したその時に「いるorいらない」の判断をしましょう。
ポストの中のチラシや手紙、DMはその場で目を通して判断し、必要なモノだけをリビングへ。不要なモノはポストの近くにゴミ箱を置いておき、その場でゴミ箱へ。
子どもが学校からもらってきたプリントは、
①年間を通して保管しておくもの
②月単位で保管しておくもの
とすぐ仕分けをして指定の場所に片付けます。我が家の場合、クラス便りや、月の予定は壁に貼ります。
そうする事で前月の古いモノは処分できます。日にち指定のお手紙はクリップ式のバインダーにある程度日にち順に挟んで保管しておき、終わったものから抜いて捨てます。だから増え続けることがなく常に循環しています。
いらないけどもしかしたらはスマホで写真に撮る事もあります。とりあえずではなく、必要ないモノはすぐ捨てるを徹底する。
情報も鮮度が命です!
【捨てるコツ・ルール3】捨てるをゴールにしない
捨てるをゴールにするといつまでたっても捨て続ける事になります。そうすると起こるのが実はリバウンドです。
何でもかんでも捨てる
↓↓↓
スッキリ空間に余裕ができる
↓↓↓
何か欲しくなる
↓↓↓
買う
↓↓↓
買う
↓↓↓
買う
↓↓↓
モノであふれ管理できなくなる
↓↓↓
何でもかんでも捨てる
という悪循環の繰り返し。
そうならないためにも、始める前にこれからどんな生活を送りたいのか、どんな過ごし方をしたいのか?そこがはっきりするとリバウンドしません。
モノの買い方や、使い方、暮らし方もグッと変わりますよ。
モノを捨てれば、きっとお部屋はスッキリします。
しかし、気をつけていないとそのスッキリは一過性、一時、一瞬の結果でしかなくなってしまいます。
「スッキリした家で快適に過ごしたい」とは誰しもが思うこと。なので、どうやったら「スッキリ気持ちがいい状態を続けられるか?」を念頭に、捨て方・捨てる時の計画を、この機会に改めてちょっと考えてみませんか?
今回お話した3つのルールのうち、どれか1つで構いません。どれか1つでもできれば、きっと体が自然と2つ、3つと意識まで前向きになっていくハズです!
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この記事を書いた人
整理収納アドバイザー
教えてエバラさん
「田舎で片付ける女」こと、整理収納アドバイザー1級・2級認定講師の資格を持つ“おかたづけ”のスペシャリスト。出会った人を元気にしてくれるエネルギッシュな人柄で、3人の子育てをしながら講演、テレビ出演、個人宅へのお片付けサービスなど幅広く活動。毎日の家事や生活を快適に送れるお家作りのお手伝いをしています。
山陰各地で「おかたづけ」に関する講演のほか、テレビ・ラジオ・雑誌等、出演、執筆も多数。
タイのバンコクで発行されている東南アジア初の最も歴史と信頼のある日本語新聞「バンコク週報」にも連載中。鳥取SDGs伝道師。
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鳥取県【整理収納アドバイザー 江原朋美】(HP)
田舎で片付ける女の日記(ブログ)
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