島根の無名アイドル「Flood Lyrics」が結成わずか2年でJAしまねCMソングに大抜擢!どんなメンバー?
JAしまねの公式アンバサダーにも指名された「Flood Lyrics(フラッドリリックス)」って何者!?
とある日、某収録スタジオでの風景……。
女の子が3人、仲良さそうにくっついて、ボール?みたいなもので遊んでいます。
実はこの子たち、島根県で活動する“アイドルグループ”なんです!
通称“フラリリ”は島根発のアイドル
松江市と出雲市出身の3人で構成されたアイドル「Flood Lyrics(フラッドリリックス)」。2019年結成で、メンバーは上の画像左からUlt(ウルト)、Ten(テン)、Zom(ゾン)。
米子市と松江市でライブハウスを運営する「AZTiCグループ」がプロデュースした島根県のご当地アイドル。2021年には結成からわずか2年で、JAしまねの公式ソング&公式アンバサダーにも任命されました。
無名から一気に注目の的となったご当地アイドル・フラッドリリックス。とはいえ、一体このコたちは、何が魅力なの?
フラッドリリックスが大切にしているのは「自分の気持ち」
ルールはなし! “フラリリ”カラーを大事に
様々な情報が出回る世の中にあっても、自分たちが信じることを曲にして発信していく!ことをコンセプトにしています。なので、アイドルによくある「ローカルルール」や「鉄の掟」のようなものは持たないようにしているのだそう。
また、流行りなどに対しても、そのまんまを受け入れずに「自分たちの考え」を大切にしています。
例えば、今や当たり前になった加工アプリを使った写真撮影。
これに対しても、“かわいく撮れるけど、それって本当の自分?”という疑問がメンバー内であり、そこから生まれたのがこの曲↓↓
こちらの曲は「君は発泡スチロールガール」。
曲中の“本当の自分を見失わないように自分の本質という部分を磨いて、アプリは楽しみで使ってみない?”という歌詞には、「視聴者に投げかけながらも、改めて自分たちにも言い聞かす」といったメッセージも込められているそうです。
島根のスーパースターたちと完成させた楽曲「太陽と月」
フラリリの代表曲「太陽と月」は、聴く人に「大変な状況が続くけど、この先きっと楽しみもたくさんあるはずだし、明るい未来もきっとある!」と感じてもらいたいと、コロナ禍の中で生まれた曲。
作曲&作詞は松江市を拠点におくアーティスト「バンジマシテ」のベースボーカルであるゴトウセイヤさん。曲のドラムを叩くのは東京事変のメンバーであり島根県出身のドラマー・刄田綴色さんなど、「たくさんの人にワクワクを届けたいから、力を貸してください!」と島根出身のスーパースターたちに楽曲制作を依頼!
島根のスーパースター&フラリリメンバー&スタッフ一丸となって制作した「太陽と月」は今の彼女たちの名刺代わりの一曲でもあるのです!
それにしても、なぜ彼女たちが『JAしまね』のイメージソングに起用された?
きっかけはTenがはじめた「果物の雑学」
コロナ禍が続く中、メンバーのTenさんが「果物の雑学」を学び始めたんだそう。
Tenさんの地元は果物農家。Tenさん自身フルーツが大好きで、興味本位から勉強するようになり、それをきっかけに「フラッドリリックス」としての活動も“自分たちが得意なことで地域に貢献すべきでは?”という話に。
それから『JAしまね』さんとも直接お話ができるようになり、互いに共感を得たことから「一緒に山陰を盛り上げましょう!」と起用にまで至ったのだそうです!!(スゴイ!)
メンバー&スタッフ協力し合い制作期間を経て、楽曲も完成!
そしてこの春、『JAしまね』公式ソング「FURUSATO POP」が発表されました。
曲の初お披露目が春だったこともあり、進学や就職で子どもの分岐点を見守る家族の姿に“果物の出荷”を重ね、曲のコンセプトに。農家の方が果物を出荷する時のことを“私生活や人生観”に置き換えた独特な世界観となっています。
プロデューサーである『AZTiC canova』の三瓶さんに聞くと…。
SNSでのアンバサダー活動やイベント出演が分かりやすい活動方法だと考えていますが、Tenの雑学によって、農家の方の手間や愛情によってつくられている果物がたくさんあることを知りました。
消費する側は味だけの感想になりがちですが、「この果物を食べるまでにいろんな方の努力があって、今食卓に並ぶんだね」って僕らの活動を通してたまにでも考えてもらいながら食べてほしいなと思います。
そしたらお互いを尊重できる、素敵な街になる!と考えていますし、ライブの帰りに果物屋さんやスーパーで果物を買って、食べたくなるような活動もしていきたいです。
なんだかとっても前向きになれそうな曲で、音源やライブで曲を聴くのにワクワクしてきます(^ ^)。
【おまけ?】フラリリって、こんな子たち
「個性がバラバラすぎて、笑える。」と三瓶さん。
無口になったり急にはしゃぎだしたり、練習サボっているように見えたメンバーが一番出来が良かったり。
“動物園”のように移動中車内が盛り上がってると思ったら一瞬でみんなが寝てたりと、スタッフも3人の行動にはてんてこ舞いのよう(汗)。
でも、「出会った頃よりは各段にカッコよくなってる!」とスタッフも一生懸命な3人の姿に成長を感じ、期待しているそうです(^ ^)
ライブハウスへ遊びに、彼女たちに会いに行ってみてね!
2021年5月16日(日)AZUTiC canova(松江市)※昼、夜の2回公演
2021年5月30日(日)AZUTiC laughs(米子市)
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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