焚火を囲んで深呼吸。松江大橋南詰に時々現る『リヤカー屋台ROKKAKU』に行ってみた
松江大橋南詰の空き地に『リヤカー屋台ROKKAKU』が出店中
知り合いから「松江で変わったイベント?お店?があるらしい」と聞いて、行ってきたのが今回のターゲット『リヤカー屋台ROKKAKU』。
“リヤカー屋台”も気になるし、“ロッカク”ってのも気になるし……。(情報量多すぎん?)
お店があるのは、大橋川の拡幅工事でできた松江大橋南詰の空き地。場所はココ↓
お店のインスタグラムを見ると、どうやら金・土曜の週末営業が中心で、ポップアップストア的な感じみたい。
事前に登場する日が告知される時もあるし、ある日突然「今日やるよ~」って当日発表されることも。
さて現地の様子は……。
空き地にリヤカー屋台と、奥には……
焚火!
焚火を囲むようにして六角形に木製のベンチが置かれています。
あ、だから“ロッカク”なんですね!
『リヤカー屋台ROKKAKU』には手作りフード&ドリンクもいろいろ
お店の利用システムは簡単で、屋台で注文・会計をして、料理かドリンクをベンチに座っていただけます。
メニューボードには気になるメニューがいろいろ。
クラフトコーラ、夏みかんソーダ、キーマカレーまたはフムスのピタサンド(各500円)、そしてドライフルーツ(300円)。
ドリンクはアルコールなら600円、ノンアルコール(ジュース)なら500円。
ピタサンドもおいしそうだったけど、晩ご飯前だったので今回は「タイマグラ クラフトコーラ」を注文。
焚火の前でゴクリ。
いや~、ホッとするわ~……。
この日は風が強くて、少し肌寒かった分、焚火の前の居心地の良さはサイコー!お家に帰る前にふらっと立ち寄りたいお店です。
オープンエアーな場所ですし、ソーシャルディスタンスを確保しつつ、のんびりできるのはいいですよね~。
初めて会った人とでも焚火を会話のきっかけに、例えば「焚火ってなんかいいですよね~」「今日はちょっと冷えますね~」なんて会話から新しい交流が生まれるかも!
『リヤカー屋台ROKKAKU』をやってる人たち
せっかくなので『リヤカー屋台ROKKAKU』をやっている方々からお話を聞いてみました!
運営メンバーはこちらの方々↓↓
中心メンバーは「どっこい舎」というチームの3人。
建築事務所の梶田さん、住職を務めている小林さん、関西からのIターン者の井上さん。
メニューは毎回、みんなでレシピ開発して手作り。(ちなみに今後は農園もやる予定みたい!)
10数年も空き地=遊休地なる場所で“人の流れ”を作ってみたい!
どっこい舎の結成はコロナ禍真っ只中の2020年の初夏。梶田さんの「松江大橋でコーヒー飲まん?」の呼びかけに集まった、梶田さん含む3人がお互いに意気投合してチームを結成。
最初のプロジェクトは、昨年6月1日、コロナ終息を願って宍道湖で打ち上げ花火を上げた「Cheer up!花火」。雲南市の花火師集団・灰示花火と協力したこの打ち上げ花火はその後、新聞などにも取り上げられていました。
今回のリヤカー屋台のスタートは昨年11月。
10年余りに渡って行われる大橋川の拡幅工事。その工事で10年もの間、空き地になってしまう場所で「何か人の流れを作れるようなことはできないか?」との考えで生まれたのが、今回の『リヤカー屋台ROKKAKU』です。
空き地がある場所は松江大橋の南詰で、夕日もキレイですし、夜景もステキなポイント。
「工事が終わってから」ではなく、「工事中に」人とモノが交流するキッカケを作っておくことで、工事が終わった後にはもっともっとステキな空間になるかも、なんて思いも。
ちなみに、リヤカーは安来市からやってきたもので、屋台の装飾やベンチの制作などはすべて手作り。愛情満点です!
だいたい金・土曜あたりで出没中の『ROKKAKU』。次回は4月23・24日17:30~!
『リヤカー屋台ROKKAKU』は、基本的に金・土曜あたりで出没しています(雨天時は中止)。
次回の営業は4月23日(金)・24日(土)の2日間で、17:30~21:30。
焚火を囲んで、ホッとひと息つきませんか?ゆらゆら揺れる焚火を眺めているだけでも、気分はちょっぴりすっきりしそうです!
おまけ情報で、どっこい舎ではキャンプ場の開設、鉄工所や渡船の運営のお手伝いなど、なんだかそそられるネタがちらほら……!
どっこい舎のFacebookページにはこんな言葉も。
「最速で創造し、最速で失敗し、最速で成し遂げる」の精神のもと、だれかのできなかったことを最高に面白く表現していく活動を続けていきます。
どっこい舎さん、チェック&フォローしておいたら思いがけない再発見があるかもです!
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。
この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部いしやん
島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部スタッフ。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
「日刊webラズダ」では編集デスクを務めています(ただの机です)。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)
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