普段の食事と水分補給の仕方を変えて「熱中症に強い体」を作ろう【RYOKOの体が喜ぶ話vol.48】
熱中症に強い体は「食事」と「水分補給の仕方」で作れる!
これからの季節は熱中症が気になりますね。熱中症になりにくい体とはどんな体でしょうか?
個人的な意見として、体に水分が蓄えられ、適切に発散でき、体の中に熱がこもらない状態と考えています。
体が水分を蓄えたり発散する働きを「代謝」と言います。代謝に必要な栄養素で注目すべきは《ミネラル》です。ミネラルとは、カルシウム・ナトリウム・カリウム・鉄・亜鉛などの総称です。
現代人は、ミネラル不足と言われています。逆に炭水化物やタンパク質は摂りやすく、多めです。
ミネラルがたくさん含まれる身近な調味料として「塩」があります。経口補水液が少し塩味がするのも、吸収しやすくするために塩分が入れてあるからです。
食材では「フルーツ」「きのこ類」「海藻類」「野菜」など色んな食材に入っています。味噌汁もいいですね。
食べ過ぎる必要はないですが、日頃から体の調子を整えるように、お菓子ではなく「食事」を摂って熱中症を予防しましょう!
日常生活の中では、冷房を使った屋内にいても、毎日1.5〜2.0リットルは発汗や呼吸により水分を発散しています。高齢者の熱中症は、水分が出ていると気付かず、水分補給が足りていないことで起こりやすくなると思います。
また、学生やスポーツ選手ではどうでしょうか。
私は学生スポーツ選手(高校生)とよく関わりますが、気になるポイントがあります。夏場、スポーツ中の水分摂取量は増えています。が、そもそも普段からの水分摂取量が少ないため、根本的な水分不足は解消されておらず、脱水から熱中症へとなる選手がいます。
パフォーマンスを上げる・体の調子を整えるトレーニングや食事はたくさん言われています。しかしならが、人間の約70%は水分と言われるように、体にとって、水分がどれだけ重要か分かると思います。
どの方法が自分やチームにとってベストなのか悩むところだと思いますので、そういったお悩みがある方はお気軽にご相談ください。「子どもが理解、納得するから取り組んでくれる」「聞いてみるだけでも違う」と意見をいただくコンセプトと内容をお伝えします!
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この記事を書いた人
Sprittr スポーツトレーナー/理学療法士
スプリット前谷さん
鳥取県南部町にあるBody make studio Sprittr(ボディメイクスタジオ スプリット)代表。怪我や病気の予防的なからだ作りを発信・提案中。理学療法士資格を持ったフリーランストレーナー。最近ではイベント・講演なども精力的に活動中!
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