これだけ?今すぐできる生ゴミの嫌~な臭いを抑える簡単方法【おかたづけ“エバラPOINT”vol.29】
お家にあるもので対策!生ゴミの臭いを抑えるコツ
みなさん、こんにちは!倉吉市在住の整理収納アドバイザー・エバラです!
連日焼け付くような暑さの日が続いています。みなさん、体調は崩されていないですか?
気温が高くなってくると気になるのがゴミ箱のあの嫌~な臭いです。
フタ付きのゴミ箱を使っていても、開けた瞬間待ち受けていたかのごとく込み上げてくるなんとも言えないあの臭い……。キッチンに立った時、生ゴミの臭いがすると、それだけで気分が滅入ってしまいますよね。とはいえ、毎日の家事で生ゴミは必ず出ます。
どうしたらあの嫌な臭いを抑える事ができるのか、その原因と読んですぐできる対策方法をお話しします!
まずは、臭いの原因について
温度が高くなると、栄養や水分が豊富な生ゴミに、ヌメリやニオイの原因となる菌の繁殖が活発になり臭いが発生します。
実は私たちが当たり前のようにとっている行動が、ますます生ゴミの菌やカビを増殖させている可能性があります。特に、次のような方法で生ゴミを処理している人は要注意!
シンク内の三角コーナーや排水溝のゴミ受けへ生ゴミを放置している
生ゴミはもともと水分量が多いうえに、シンク内の三角コーナーやゴミ受けに入れたままにしておくことで、水がかかりやすくなり、ますます菌が繁殖してしまいます。
最近では、三角コーナーを置かない派の人も多くなってきています。オススメはシンクの外にポリ袋スタンドを設置して、その都度生ごみを捨てるといった方法。
雑菌の活動を抑制することがニオイ防止へと繋がります。水分があったり、湿気が多かったりする場所では、生ゴミの腐敗がどうしても加速してしまうんです。
生ゴミの臭いを防ぐ4つの方法
お茶やコーヒーの出がらしを使う
お茶やコーヒーの出がらしには、消臭効果があると言われています。生ゴミが入っている三角コーナーや、ゴミ箱の中に出がらしを振りかけ、臭いを緩和させてみましょう。
牛乳パックに入れて捨てる
空の牛乳パックに生ゴミを入れておいて口を折り曲げて捨てれば、水漏れや臭いを防げます。はじめに底に新聞紙を丸めていれておくと、余分な水分を吸いとってくれますよ!
野菜の皮などの生ゴミは、濡らさずに捨てる
ニンジンやジャガイモなどの野菜は、皮を剥く前に水洗いをするのではなく、皮を剥いてから泥などの汚れを落とすようにします。
水がかかると水分を含みゴミ箱の中で細菌が繁殖しやすくなるので、野菜は洗う前に皮むきなどをして、なるべく濡らさないようにしてそのままビニール袋へ!
酢の殺菌作用を活用して菌の活動を抑える
お酢と水の比率は「1:1」(大サジ3くらいで作るとちょうどいいです)。
実際に災害が起こった際、避難所生活でとても効果があったと言われている方法です。はじめにゴミ袋の中に、キッチンペーパーを敷き、水で薄めた酢を染み込ませ酢で生ゴミの臭いを中和させます。
いかがでしたでしょうか?
生ゴミの腐敗を完全に防ぐ事は極めて困難。多少の臭いが発生することは仕方ないことですが、面倒でも、水分をできるだけ除いて、ゴミ箱に入れることが菌を繁殖させない第一歩です。
今回ご紹介した4つの方法をすべて行う必要はありません。ひとつでも構いません。まずは少しずつ「水分をきる」ことを意識しながら、キッチンでの家事の快適化目指して取り組んでみませんか?
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
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この記事を書いた人
整理収納アドバイザー
教えてエバラさん
「田舎で片付ける女」こと、整理収納アドバイザー1級・2級認定講師の資格を持つ“おかたづけ”のスペシャリスト。出会った人を元気にしてくれるエネルギッシュな人柄で、3人の子育てをしながら講演、テレビ出演、個人宅へのお片付けサービスなど幅広く活動。毎日の家事や生活を快適に送れるお家作りのお手伝いをしています。
山陰各地で「おかたづけ」に関する講演のほか、テレビ・ラジオ・雑誌等、出演、執筆も多数。
タイのバンコクで発行されている東南アジア初の最も歴史と信頼のある日本語新聞「バンコク週報」にも連載中。鳥取SDGs伝道師。
【教えてエバラさんの過去記事一覧はこちら】
鳥取県【整理収納アドバイザー 江原朋美】(HP)
田舎で片付ける女の日記(ブログ)
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