急がば回れ。お片付けのイライラ予防は「思いやり」の心でやってみて【おかたづけ“エバラPOINT”vol.30】
「何で私ばっかりが片づけるの?」ママがイライラしないお片付けのポイント
みなさん、こんにちは!倉吉市在住の整理収納アドバイザー・エバラです。
今回の記事のタイトル、「片付けは苦手ではないけれど、なんで結局自分ばかりが片づけるの?」そう思っているママ、実はとても多いんです!
そのうえ「ねぇ、〇〇ってどこにあるの?」と毎日のように聞かれる始末……。それでは、せっかくキレイにしたお部屋でリラックスして過ごすことなんてできませんよね。それどころかストレスは溜まる一方。
毎日、仕事や育児、家事に頑張るママが、そんなイライラから解放されるためのコツをお教えします。
「見える化」して誰でも分かるように
家族が、使ったモノを片づけてくれないとイライラしますよね。きちんとあった場所に片づけてほしいだけなのに……。その気持ち、痛いほど分かります。
でも、もしかするとその収納方法、実は使いにくのかもしれません。そんな時は見える化する事をオススメします。
見た目の美しさを優先するのではなく、家族がよく使うモノは見える化すると、取り出しやすく、戻しやすい収納になり、定位置にちゃんと片づけてくれるようになります。
【合わせて読みたい】幼児・子どものお片付けで習慣にして欲しい3つのポイント【おかたづけ“エバラPOINT”vol.27】
片付けレベルに合わせてみましょう
同じ屋根の下に暮らしていても、一人ひとり片付けのレベルは違います。その人の片づけレベルに合った方法に合わせて、変えてあげる事も大切です。
洋服でも丁寧に畳みたい人もいれば、ハンガーに吊るしたい人、カゴの中に放り込みたい人もいます。「こうしなさい!」ではなく、「こうするのが楽」、「これならできる」に合わせてあげる事で、結果として自分や周りの負担も少なくなり、「ちゃんと片付けなさい!」から卒業できます!
モノの情報・場所を共有する
「どこに何があるのか」家族みんなが知っていますか?
片付けられない原因のひとつに、自分だけが一人で(モノの住所を)決めているからという事があります。
どうしても邪魔されず、自分一人の時に片づけてしまいたいと思ってしまいます。だから家族に「〇〇どこ?」と聞かれるんです。
ママだって、時間に追われ、余裕のない時だってあります。イライラのスイッチがONにならないためにも、家族みんなでモノの住所を決め、収納場所の情報共有をしてみませんか。
片付けに必要な最大のエッセンスは、便利な道具でも、小技でもなく、「思いやり」です。片付ける人たちの気持ちになる事で、ひいては自分や家族がゴキゲンに楽で快適な暮らしを送る事ができます。
もちろん、最初から全部をしなくてもかまいません。例えばキッチンだけ、お風呂場だけ。半歩だけでも足を踏み出してみませんか?
【合わせて読みたい】脱・イライラ宣言!お片付けの基本は「4つのアイテム」を手放すこと【おかたづけ“エバラPOINT”vol.24】
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この記事を書いた人
整理収納アドバイザー
教えてエバラさん
「田舎で片付ける女」こと、整理収納アドバイザー1級・2級認定講師の資格を持つ“おかたづけ”のスペシャリスト。出会った人を元気にしてくれるエネルギッシュな人柄で、3人の子育てをしながら講演、テレビ出演、個人宅へのお片付けサービスなど幅広く活動。毎日の家事や生活を快適に送れるお家作りのお手伝いをしています。
山陰各地で「おかたづけ」に関する講演のほか、テレビ・ラジオ・雑誌等、出演、執筆も多数。
タイのバンコクで発行されている東南アジア初の最も歴史と信頼のある日本語新聞「バンコク週報」にも連載中。鳥取SDGs伝道師。
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鳥取県【整理収納アドバイザー 江原朋美】(HP)
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