“おはよう!”が聞こえてきそうな智頭町の木造校舎『旧山形小学校』を探検
林業の町・智頭町に残る『旧山形小学校』で“時間を楽しむ”フォト散歩
みなさん、こんにちは。山陰のタウン情報誌「ラズダ」編集部のいしやんです。
今回はドライブがてら、鳥取県の山間部、智頭町にある『旧山形小学校』へ行ってきました。『旧山形小学校』は林業の町として知られる智頭町に残る木造校舎です。
特別な仕掛けや、ジェットコースターみたいなスリルがあるわけじゃないけれど、とても心地いい時間が過ごせる場所。今回はそんな「時間」を贅沢に楽しめるスポットを紹介します。
何かと落ち着かない状況が続きますが、「一人になって逃避行したい!」そんな時こそ超オススメです!
『旧山形小学校』の場所
『旧山形小学校』があるのは、以前紹介した“恋がかなう駅”ことピンク色の恋山形駅近く。
住所は鳥取県八頭郡智頭町郷原238[MAP]。山形地区振興協議会・恋山形運営協議会の事務局になっています。
早速おじゃまします。まずは1階から(写真多め)
校舎は2階建てになっています。まずは1階から。
靴を脱いで、ノートに名前などを記入したら校舎探検スタート。
こちらは理科室。手作り感満載の札がワンポイント。
『旧山形小学校』は昭和17年に建造された木造校舎。平成24年に閉校となるまでに、多くの子どもたちがここで学びました。建物は杉の町としても有名な智頭町の木材を使用し、現在は国の登録有形文化財にもになっています。
このタイプの温度計、久しぶりに見たな~。
閉校から時間が経っていますが、保存状態はとても良くて、当時の様子をそこかしこで垣間見られます。
「廊下を走るな~!」なんて声も聞こえてきそう。
気が付いたら校舎のはしっこまで来てました。階段で2階へ。
(階段の手すりに乗ってシューって滑るやつやったなぁ~)
お次は2階。小学生になりきってみる
『旧山形小学校』の2階。1階も含めて、教室の一部には団体・企業やお店などが入居しています。
見学の際は静かに廊下を歩きましょう。
『旧山形小学校』の特長のひとつが長~い廊下。なんと全長は約81m!
ということで、雑巾がけ。
(この体勢、久しぶりだと足がプルプルする……)
入れる教室を発見!
先生(大人)の目線だと、こんな風に教室が見えてたんですね~。
入り口に黒板けしは挟んでなかったのでひと安心(?)。
「ちょっと男子ぃ~!」
「昨日のあのテレビ見た?」
そんな在りし日の声とか音とかが聞こえてきそうな場所。静かな山間の旧学校でひとり時間。とっても贅沢。
思い出がたっくさん詰まった木造校舎『旧山形小学校』は頭を空っぽにできるステキな場所
校舎を出て校庭へ。ググっとはしっこから見ると、校舎の大きさを実感できます。
校舎には何やら音符とかイラストとかが描かれているみたい。
地元の人たちによって大切に受け継がれてきた『旧山形小学校』。閉校からしばらく経ってはいるものの、校舎や校庭もとてもキレイにされていました。
誰かと一緒に来るのはもちろん、ひとり旅にもオススメの場所。
新しいことを考えたいけど集中できない、いろいろポイってしたい、ただただボーっとしたい。いろいろあるけれど、山間の自然豊かな場所で、さらに歴史がたっぷり刻まれた旧学校なら、みんなの“○○したい!”に没入できそうです。
PS.智頭町立旧山形小学校のHPでは、ウェブから校内見学ができますよ~。ぜひ!
旧山形小学校
キュウヤマガタショウガッコウ
電 話:0858-75-0343(山形地区振興協議会・恋山形運営協議会)
住 所:鳥取県八頭郡智頭町郷原238 [MAP]
営 業:8:30~17:15
休 み:日・月曜、祝日
駐 車:数台分あり
情 報:HP
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部いしやん
島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部スタッフ。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
「日刊webラズダ」では編集デスクを務めています(ただの机です)。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)
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